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「決める自信があったので…」 決定機逸を悔やむ浦和FW武藤

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[8.20 J1第2ステージ第9節 浦和 1-2 川崎F 埼玉]

 ここ3戦4発と絶好調だった。だからこそ、「最近の自分に自信があったし、確実に1点は取れるという思いでやっていた」。しかし、川崎Fとの首位攻防戦で浦和レッズFW武藤雄樹にゴールは生まれず、チームも11試合ぶりの黒星を喫することになった。

 前半のシュート数をゼロに抑えられた武藤だったが、後半開始直後に決定機を迎える。FW李忠成のスルーパスに反応してPA内にフリーで進入したが、右足で放ったシュートは好反応を見せたGKチョン・ソンリョンにストップされてしまう。

 さらに1-2と1点のビハインドを背負って迎えた後半43分にはMF駒井善成の折り返しから、ゴール前でフリーになったものの、「自分自身では『キタ』と思ったし、決める自信があったのでダイレクトで蹴りに行った」と右足ダイレクトで合わせたシュートは枠上へと外れた。

「あれを枠に入れられないのは自分の力不足だし、次は決められるように努力するしかない。僕自身、2点、3点取れるチャンスがあったので申し訳なく思っています」と唇を噛んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第2ステージ第9節 スコア速報

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