beacon

アーセナル浅野拓磨、労働許可証を取得できず国外レンタル移籍が確実に

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アーセナルに所属する日本代表FWの浅野拓磨が、イギリスのワークパーミット(労働許可証)を取得できなかったことが分かった。イギリス紙『メトロ』が報じている。

 21歳の浅野は今夏のマーケットでサンフレッチェ広島からアーセナルへ完全移籍。クラブを指揮するアーセン・ベンゲル監督は、「拓磨は才能に溢れた、将来が楽しみなストライカーだ」と、期待を口にしていた。

 ロンドンにとどまるか、国外のクラブで経験を積むか模索されていたが、最終的にワークパーミットを取得できない見通しとなったことでレンタル移籍が確実になった。

 EU圏外の選手がプレミアリーグのクラブに移籍した場合、ワークパーミットを取得するためには「過去2年間の自国代表における国際Aマッチの75%以上に出場していること」などの条件を満たさなければならない。浅野は2015年8月の東アジアカップでA代表デビューを果たしたが、ワークパーミット取得に必要な条件は満たしていなかった。

 条件を満たしていない場合でも労働許可証が発行されるケースはある。日本人では、宮市亮(現ザンクトパウリ)がアーセナルに加入した際、「将来有望な若手プレーヤー」として特例で取得していた。しかし、浅野のケースでは認められず。まずは他国で結果を残し、A代表での実績を積んで、アーセナルでのプレーを目指していくことになりそうだ。

●プレミアリーグ2016-17特集
●欧州組完全ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP