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ベンチ外の理由は“身長”?岡崎をCL初陣で外した理由をレスター指揮官が明かす

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欧州CL初戦でベンチ外だったFW岡崎慎司

[9.14 欧州CLグループリーグ第1節 クラブ・ブルージュ0-3レスター・シティ]

 レスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督が、14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第1節クラブ・ブルージュ(ベルギー)戦で、FW岡崎慎司がベンチ外だった理由を明かした。英『デイリー・メール』が伝えている。

 欧州CL初参戦となったレスターは、前半5分にMFマーク・オルブライトンが先制点を決めると、その後、MFリヤド・マフレズが2ゴールを挙げ、3-0で初陣を白星で飾った。しかし、遠征に帯同していたはずの岡崎の姿はそこにはなく、この歴史的瞬間をスタンドで見守っていた。

 10日に行われたプレミアリーグ第4節リバプール戦(1-4)からのメンバー変更は2点だ。DFダニー・シンプソンと岡崎。シンプソンについては負傷のためと明確だが、岡崎については理由はわからず、クラウディオ・ラニエリ監督は重要な初戦で、岡崎に代えて今夏加入したばかりのFWイスラム・スリマニをデビューさせた。

 指揮官はスリマニを起用した理由について、「彼はポストプレーができるだけではなく、後方にパスも送れてエリア内で脅威になる。岡崎がピッチにいなかったことは寂しかったが、セットプレーで勝つために身長が高い選手が必要だった」と説明。セットプレーだけでなく、シンプソンの代わりに先発したDFルイス・エルナンデスのロングスローを生かすためにも、身長174cmの岡崎ではなく、186cmのスリマニを選んだようだ。

 これにより、スリマニとFWジェイミー・バーディの交代要員となるであろう、185cmのFWレオナルド・ウジョアと、サイドでの起用も可能なFWアーメド・ムサをベンチ入りさせた。そのため、岡崎はスタンドでの観戦を余儀なくされたというわけだ。

「最前線に5つのオプションがあるというのは重要なことだ」と語るラニエリ監督。前線の先発争いは激化しているが、昨季の優勝に大きく貢献し、今季も変わらずハードワークしてくれる岡崎への信頼は厚いはず。レスターは今月27日にグループリーグ第2節でポルト(ポルトガル)をホームに迎えるが、岡崎の欧州CLデビューはそう遠くはないだろう。

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