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歯車狂い始めたマンU…18歳ラッシュフォードの同点弾もワトフォードに1-3敗戦で公式戦3連敗

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ワトフォードに敗れ、マンUは公式戦3連敗

[9.18 プレミアリーグ第5節 ワトフォード3-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは18日、第5節3日目を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でワトフォードと対戦し、1-3で敗戦。これでユナイテッドは公式戦3連敗となった。

 15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第1節フェイエノールト戦では主力を温存し、0-1で敗れてしまったユナイテッド。中2日で迎えたこの試合では、5人を入れ替え、DFルーク・ショーやMFアントニオ・バレンシア、FWウェイン・ルーニー、MFマルアン・フェライニ、FWズラタン・イブラヒモビッチが先発に復帰した。

 序盤は2連勝を狙うワトフォードにチャンスが多く訪れる。前半13分、ハイボールに反応したGKダビド・デ・ヘアとDFクリス・スモーリングが連係ミスから接触し、GKデ・ヘアがボールを落としてしまう。これに詰めていたFWオディオン・イグハロは無人のゴールに流し込むだけだったが、右足で放ったシュートは右に外れ、絶好のチャンスを逃す。さらに同16分には、右サイドからのクロスをFWトロイ・ディーニーがヘッドもGKデ・ヘアに右手一本で弾き出された。

 劣勢のユナイテッドは前半21分、右サイドからラッシュフォードが中央に折り返すと、ファーサイドの走り込んだイブラヒモビッチが左足で合わせるもわずかに枠を外れる。すると、ワトフォードが均衡を破った。

 前半34分、ワトフォードがFKから左右に揺さぶると、右サイドでFWアントニー・マルシャルからボールを奪って、DFダリル・ヤンマートがマイナスに折り返す。これをMFエティエンヌ・カプエが右足でゴール右隅に流し込み、先制点。ユナイテッドは、この際にボールを奪われたマルシャルが脳震盪からか、MFアシュリー・ヤングとの交代を余儀なくされている。

 1点ビハインドのユナイテッドは後半17分、イブラヒモビッチがラッシュフォードとのワンツーでPA左に侵入し、左足でクロスを上げる。ニアに走り込んだラッシュフォードにわずかに合わなかったが、相手DFに当たってこぼれたボールをラッシュフォードが左足で押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 さらに攻め込むユナイテッドは後半34分、左サイドからフェライニがピンポイントクロス。イブラヒモビッチが打点の高いヘディングシュートを放つもGKエウレーリョ・ゴメスに止められてしまう。ユナイテッドが攻めあぐねていると、後半38分に左サイドを崩され、MFロベルト・ペレイラがマイナスに折り返したボールをDFファン・ズニガに右足で流し込まれ、勝ち越しを許す。さらにアディショナルタイムにはフェライニがPKを献上し、1-3で敗戦。マンチェスター・シティとのダービー敗戦後、公式戦3連敗となった。

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