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バイエルン戦で見せ場をつくった大迫、独メディアで両チーム最高タイの評価も

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王者バイエルン相手に奮闘したケルンのFW大迫勇也

 ケルンは1日に行われたブンデスリーガ第6節で王者バイエルンと1-1で引き分け、アリアンツ・アレーナから勝ち点1を持ち帰った。先発出場したケルンFW大迫勇也はゴールこそ決められなかったが、一部のドイツメディアで高く評価されている。

 試合はバイエルンが高いポゼッション率で支配。序盤はなかなか決定機を生み出せなかったものの、40分にMFヨシュア・キミヒがDFフアン・ベルナトのクロスに飛び込み、ヘディング弾で王者が先制した。後半に入ってもケルンは押し込まれる展開が続くが、64分FWアンソニー・モデストが右足のつま先で合わせ、GKマヌエル・ノイアーの逆を突く。そのままスコアは動かず、両者ともリーグ戦負けなし記録を維持することになった。

 バイエルンのシュート27本に対し、ケルンは5本にとどまった。だが、その中でここ最近2試合連続ゴールを記録し、好調が続く大迫はチーム最初のシュートを放つなど積極的にアピール。70分にはノイアーとの1対1を制し、ネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定に。それでも同選手はこの試合でも自身に対する評価を高めることができたようだ。

 ドイツ『ビルト』は大迫のパフォーマンスに「2」と両チーム最高タイの採点をつけている。チームメートのGKティーモ・ホルン、モデスト、そしてバイエルン側の得点者キミヒ、アシストしたベルナトと同じ評価となった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『ケルナー・シュタットアンツァイガー』では大迫のプレーに対する評価は「3」と及第点だった。守護神ホルンを「1.5」と絶賛し、得点者モデストを「2」とたたえた同メディアは、大迫のプレーについて「今回も調子の良さを示し、特に後半にそれを見せた」と寸評。「幾度もボールを収め、高いクオリティーのパスを披露。闘争心を持って臨んだ」とも記されている。

 1987-88シーズン以来となる開幕6戦無敗のケルンは暫定4位につけた。インターナショナルウィークを挟んで行われる次節ではインゴルシュタットをホームに迎える。

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