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[国体少年男子]目標は優勝&得点王、佐賀県MF三好が決勝点

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後半16分、佐賀県はMF三好辰典が左足で決勝ゴール

[10.3 国体少年男子2回戦 兵庫県 0-1 佐賀県 遠野運動公園陸上競技場]

「目標はチームとしては優勝なんですけど、個人としては得点王を獲りたいです」という佐賀県MF三好辰典(鳥栖U-18、1年)が値千金の決勝点を決めた。後半16分、佐賀県はMF草刈龍星(鳥栖U-18、2年)がDFを外してから右足ミドルを打ち込む。クロスバーを叩いた跳ね返りを三好が左足で押し込んで1-0とした。

 前半からチャンスを作りながらも決定機を逸して得点できなかった中で決めた殊勲の一撃。三好は「(草刈が)打つ瞬間に来そうだったので、走り出しました。常にゴールは狙っていたので嬉しく思いますし、明日に繋がると思います」と笑顔を見せた。

 切り替えの部分や連続した動きを特長とするMFはこの日、左サイドで巧みなボールコントロールを見せるなどチャンスメーカー役として奮闘。「最後のラストパスの質や個人個人の関係性が足りなかった」と課題を指摘したが、「きょうは相手を圧倒することができて最後まで走ることができたと思います」と満足げだった。

 日本代表MF香川真司を目標に掲げ、将来の日本代表入りを狙うアタッカー。今大会、得点王と優勝の2冠を成し遂げてアピールする。

(取材・文 吉田太郎)
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