beacon

FC東京が鹿島に約8年ぶり勝利! MF河野&FW前田のゴールで振り切る

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.22 J1第1ステージ第15節 FC東京2-1鹿島 味スタ]

 FC東京がホームで鹿島アントラーズを2-1で下し、リーグ戦2連勝を飾った。FC東京は鹿島に対して2008年のJ1第30節(3-2)以来、リーグ戦14試合ぶりの勝利。敗れた鹿島はリーグ戦2連敗となった。

 第2ステージにおいて勝ち点20で並ぶ11位FC東京と9位鹿島。先に主導権を握ったのはホームのFC東京だった。前半7分にMF河野広貴がPA内で迎えた決定機はGK曽ヶ端準のファインセーブに阻まれるが、同32分に先制に成功。敵陣でのボール奪取からMF中島翔哉がスルーパスを出し、PA内に抜け出した河野がGK曽ヶ端のタイミングを外す左足のシュートでネットを揺らした。

 その後も河野はキレのある動きで鹿島ゴールを脅かしていたが、前半37分に負傷交代。6試合ぶりの出場となるMF水沼宏太が代わってピッチに入った。

 FC東京は1点リードで前半を折り返すと、後半7分にMF東慶悟からパスを受けた水沼がPA内中央から左足でシュート。突き放す絶好のチャンスだったが、枠をとらえ切れなかった。

 その後も優勢に試合を進めたFC東京。後半39分にはPA左角付近のFKからキッカーの水沼が低く速いボールを蹴り込むと、混戦から最後はFW前田遼一が右足で押し込み、2点差とした。

 ペースをつかめない鹿島も後半アディショナルタイム1分にようやく反撃。MF鈴木優磨がPA内右から送ったクロスにファーのDF山本脩斗が頭で合わせる。ワンバウンドしたシュートはGK秋元陽太に弾かれたが、その前にゴールラインを割っていたと判定され、1点を返した。しかし、追いつくには時間が足りず、FC東京が2-1で逃げ切った。

●[J1]第2ステージ第15節 スコア速報

TOP