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裏天王山は北九州に軍配!! 5連敗の岐阜が最下位転落

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[10.30 J2第38節 北九州2-1岐阜 本城]

 J2は30日、第38節を開催し、北九州市立本城陸上競技場では勝ち点33で最下位のギラヴァンツ北九州と勝ち点34で21位のFC岐阜が対戦。前半24分にFW原一樹の得点で先制した北九州は一度は岐阜に追い付かれながらも、同34分にMF風間宏希が決勝点を奪って2-1の勝利を収めた。勝ち点を36まで伸ばした北九州が最下位を脱出し、5連敗を喫した岐阜が最下位に転落した。

 先制に成功したのはホームの北九州だった。前半24分、風間宏希が後方から送った浮き球のパスに反応してPA内に進入した原が、飛び出したGK常澤聡の頭上を抜くループでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点を先行された岐阜は前半28分、自陣で相手のパスミスを奪ったFWエヴァンドロが前線まで運ぶと、パスを受けたFWレオミネイロが鮮やかな右足シュートでゴールを陥れ、試合を振り出しに戻す。しかし同34分、ゴール前のこぼれ球に後方から走り込んだ風間宏希が美しい弾道を描くミドルシュートを突き刺し、再び北九州がリードを奪った。

 2-1と北九州がリードしたまま後半を迎えると、岐阜はMF高地系治に代えてDF冨士祐樹、同5分にはDF野垣内俊に代えてMF風間宏矢をピッチに投入。しかし、後半は両チームともに相手守備を崩し切れず、なかなか決定機を創出できない。後半35分にはMFレオナルド・ロシャが強烈な直接FKでゴールを脅かしたもののGK鈴木彩貴に弾き出されるなど、後半はスコアが動かずに北九州が2-1の勝利を収めた。

 先制点を奪った原は試合後のインタビューで「他の会場の結果ばかり気にせずに僕たちが勝つことを常に考えていきたい」、そして決勝点の風間宏希は「残り全部勝つつもりで、皆と最後笑って終われるように頑張りたい」と残り4試合に向けての意気込みを語った。


●[J2]第38節2日目 スコア速報

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