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「自分の中では誇り」J3降格の北九州、柱谷監督の退任を発表

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4シーズンにわたって北九州を指揮した柱谷幸一監督

 来季J3を戦うギラヴァンツ北九州は21日、柱谷幸一監督(55)の退任を発表した。柱谷監督は2013年に北九州の指揮官に就任。同年はリーグ戦16位に終わったが、14年はリーグ戦5位、天皇杯ベスト8と躍進した。しかし、今季はシーズン序盤から低迷。20日の最終節山形戦(0-3)で敗れ、22位で来季のJ3降格が決まっていた。

 クラブ公式サイトを通じて柱谷監督は「J3降格に関しての全ての責任は監督である私にあります。サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、行政関係の皆様、ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆様には大変申し訳なく思う気持ちでいっぱいです」と謝罪。

 続けて「今季は苦しい状況の中でも、選手・スタッフはバラバラになることなく戦い続けてくれましたし、3年連続でフェアプレー賞も獲得することができました。結果は出ませんでしたが自分の中で誇りにしたいと思います」と充実感も口にすると、「北九州の皆様には温かく、優しく接していただいたことを決して忘れません。本当にありがとうございました。ギラヴァンツ北九州の一年でのJ2復帰と今後の発展を心より祈っております」とクラブにエールを送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●柱谷幸一
(はしらたに・こういち)
■生年月日
1961年3月1日(55歳)
■出身地
京都府
■資格
JFA認定S級ライセンス
■選手歴
京都商業高(現京都学園高)-国士舘大-日産自動車-浦和-柏
■指導歴
2001年〜2003年:山形 監督
2004年〜2006年:京都 監督
2007年〜2008年:栃木 監督
2013年〜:北九州 監督
■その他経歴
2010年〜2011年:浦和 ゼネラルマネージャー

●2017年Jリーグ移籍情報

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