beacon

アトレティコファン、新スタジアム名&新エンブレムに嫌悪感示す…抗議活動も行う予定

このエントリーをはてなブックマークに追加

変化を目指すアトレティコだが、ファンには不評のようだ

 来シーズンより使用する新スタジアムの名称及び、新クラブエンブレムを発表したアトレティコ・マドリーだが、大多数のファンがそのどちらにも否定的な見解を示している。

 アトレティコは9日、来週より使用する約7万人収容の新スタジアムが、ワンダ・メトロポリターノになることを発表。これはクラブの株式20%を保有するワンダ・グループが、ネーミングライツを獲得でクラブと合意したためである。また同クラブは、来季より新たなクラブエンブレムを使用することもサプライズで発表。新エンブレムは7つの星と7本の赤白ストライプはそのままだが、少し丸みを帯びたデザインとなって、マドリード市の紋章である山桃の木の色が緑色&茶色から青色に統一された。

 けれどもアトレティコのファンは、新スタジアムの名称、新エンブレムのどちらにも嫌悪感を示す。スペイン『アス』の電子版が実施した「ワンダ・メトロポリターノという名称は気に入りましたか?」とのアンケートの結果は、YESが21%(3092票)、NOが79%(1万1602票)と否定的な意見が大多数を占めた。なおスペインのテレビ局『クアトロ』が行った街頭インタビューで、ファンは新スタジアムの名称として、同クラブのレジェンドである故ルイス・アラゴネス氏の名を使用することを望んでいたと口々に語っている。

『アス』はまた、ツイッターを通じて新エンブレムの是非も問うたが、こちらは70%が反対票に投じた。アトレティコの一部ファンは11日に、同クラブの現スタジアム、ビセンテ・カルデロンの前に集まり、新エンブレム使用に対する抗議を行う予定という。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP