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ミラン本田圭佑ら4選手、人員整理の対象に…移籍金はわずかでも年俸節約のため放出か

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本田圭佑が退席となるのだろうか

 ミランは今冬、高額な年俸のための支出を削減するため、日本代表のMF本田圭佑ら4選手が放出される予定だと言う。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 本田に加え、FWルイス・アドリアーノ、DFレオネル・バンジョーニ、DFロドリゴ・エリーの4選手は今シーズン、ビンチェンツォ・モンテッラ監督率いるミランで出場機会に恵まれず、事実上の戦力外となっている。

 ミランは12月に予定されていた中国資本への売却手続きが3月に延期となり、1月の移籍市場で、補強のために自由に使える資金がない。構想外となっている選手を放出することで資金を調達したいところだが、実はこの4選手の移籍金で得られる額はごくわずかだという。

 それでも手放すことにより、現在も支払い続けている高額な年俸を節約できるというメリットはあるようだ。

 本田に関しては、今年6月まで所属した場合500万ユーロ(約6億円)が支払われる予定だが、移籍先候補にMLSの複数クラブの名前が挙がっている。エリーとバンジョーニについては、本田ほど年俸は高くないものの、契約が2019年まで残っており、早めに整理したいものと見られる。

 今冬の移籍市場では、ミランは新オーナーとなる中国グループからの援助が受けられないため、まず人員整理で新たな補強のための獲得資金をねん出することになる。


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