beacon

鹿島、過密日程のなか勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加

[24日J1第24節 カシマサッカースタジアム 観衆:17398人 鹿島アントラーズ3-2FC東京]

<鹿島出場選手>
GK
曽ヶ端準
DF
内田篤人
大岩剛
青木剛
新井場徹
MF
増田誓志
フェルナンド
野沢拓也
ファビオ・サントス
(62分→中後雅喜)
FW
柳澤敦
(88分→田中康平)
ダ・シルバ
(88分→興梠慎三)

<東京出場選手>
GK
土肥洋一
DF
徳永悠平
ジャーン
藤山竜仁
伊野波雅彦
MF
浅利悟
(68分→宮沢正史)
今野泰幸
石川直宏
川口信男
(HT→ルーカス)
梶山陽平
FW
赤嶺真吾
(68分→馬場憂太)


 ナビスコ杯準決勝から中3日で迎えた東京戦。しかし、鹿島イレブンは序盤からペースを握った。「水曜日の試合でフィジカル、メンタル面を要求された後、中3日で回復し、アグレッシブにプレーできたことは評価できる」とはアウトゥオリ監督。ボランチに入っているフェルナンドがハットトリックしたことも「ケガが直ってから試合に出続けて慣れもあると思う。与えている役割は変えていない」といいつつ「感謝している。おめでとうと言いたい」と評価していた。

 終盤の2失点に関して。「日本サッカー全体の課題でもあるが、リードしているチームが同点に追いつかれることが多い。3-0になった時点でボールをつなぐなどすべきで、失点したことは課題であり修正すべきこと」と戒めることも忘れなかった。

 一方、これで5連敗になったFC東京。倉又監督は「ある程度、相手にパスを回されることは覚悟していた。最後の部分でやられなければ、と思っていたが……」。3失点中、2点はCKから。「課題がそのまま出てしまった。あそこは絶対に打たれたらいけない状況。誰かが行くべきだった。失点前にもフリーにしていた」と嘆いた。

 次節の新潟戦に関しては「DFラインが下がりすぎている場面があるので、メンバーを含めて考えていかないと。システムを変えるつもりはない」と話している。

(写真は試合前、開場入りするFC東京の平山と増嶋)

(取材・文 伊藤亮)

TOP