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武藤が約4か月ぶりに復帰、大迫との日本人対決はドロー

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約4か月ぶりに実戦復帰したFW武藤嘉紀

[1.22 ブンデスリーガ第17節 マインツ0-0ケルン]

 ブンデスリーガは22日、第17節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでFW大迫勇也の所属するケルンと対戦し、0-0で引き分けた。右膝を痛めて長期離脱していた武藤は2トップの一角で先発復帰し、後半44分までプレー。大迫も3トップの左でフル出場し、日本人対決が実現したが、結果は痛み分けに終わった。

 今冬の移籍市場でMFユヌス・マリがボルフスブルクに移籍したマインツはFWジョン・コルドバも出場停止。前線にはFWパブロ・デ・ブラシスと武藤が並び、2トップを組んだ。武藤は昨年9月29日のELガバラ戦以来、約4か月ぶりの先発復帰。リーグ戦は今季初先発となった。

 マインツは前半10分にMFレビン・エズトゥナリ、同13分にMFハイロ・サンペリオが立て続けにシュートを放つが、いずれもGKがセーブ。なかなかチャンスをつくれないケルンは前半36分、MFクリスティアン・クレメンスの左FKに大迫が頭で合わせたが、惜しくもGKの正面を突いた。

 スコアレスで折り返した後半も得点は動かない。マインツは後半7分、サンペリオのスルーパスに武藤が走り込むが、GKも反応良く飛び出し、至近距離からの武藤のシュートを体でセーブ。同23分には右クロスに武藤が飛び込んだが、DF2人に挟み込まれ、シュートは打てなかった。

 一方のケルンもゴールが遠く、後半38分、左サイドのスローインを受けた大迫がドリブルでPA内に切れ込み、角度のない位置から右足でシュートを打ったが、GKに阻まれた。結局、最後までゴールは生まれず、スコアレスドロー。ケルンはこれで4試合連続の引き分けに終わり、6試合勝ちなし(5分1敗)となった。

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