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「彼も人間だった」ファーディナンドとジェラードがメッシを酷評

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レジェンドたちから厳しい言葉をかけられたリオネル・メッシ

 フランスの首都、パリで開催されたチャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦バルセロナパリSG。結果はパリSGの4₋0での勝利となった。この試合で決定的な仕事をすることができなかったバルセロナのエース、リオネル・メッシに対して、現在イングランドで解説者を務めるリオ・ファーディナンドスティーブン・ジェラードが厳しい評価を口にしている。

 4失点を喫しての大敗は、メッシをはじめ、バルサイレブンのだれもが予想していなかった衝撃的なスコアだろう。まだアウェーでのファーストレグとはいえ、これで一昨年のチャンピオンであるバルセロナが次のステージへ駒を進めることは難しくなってしまった。

 「MSN」と名付けられたメッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの強力な3トップで攻撃的なゲームを展開し、相手に大差をつけて勝利することも珍しくないバルサだが、今回はその得意の攻撃を封じられてしまった。

 試合当日に誕生日を迎えたPSGのアンヘル・ディ・マリアの、自身の誕生日を祝うかのような2得点を決める活躍が目立ったこの試合で、メッシは5回のバロンドール受賞にふさわしい存在感を見せることができなかった。

 マンチェスター・ユナイテッドでチャンピオンズリーグのトロフィーを掲げた経験を持つリオ・ファーディナンドは、パルク・デ・プランスでのメッシでのプレーを酷評している。

 「彼のプレーはひどかった」と『BT Sports』の中で話したファーディナンド。「彼は常に気持ちの入っていない軽いプレーに終始していた」と、メッシのプレーを振り返った。

「彼は失点に落胆し、アイディアを失っていたように見えた。彼も人間であることが証明されたね」

 リバプールのレジェンド、スティーブン・ジェラードもこのファーディナンドのコメントに同調し、「彼は努力する姿勢を見せなかった。失点後の反応に乏しかった」と、付け加えた。

 イングランドの2人のチャンピオンズリーグ優勝経験者から厳しい指摘を受けたメッシは、3月8日に本拠地カンプ・ノウで行われるセカンドレグで汚名を払しょくすることができるのか。ファーストレグの結果を踏まえた両チームの戦い方とともに注目してみよう。

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