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[新人戦]中国地方屈指の10番、岡山学芸館MF池平直樹が長短パスで勝利導く

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岡山学芸館高の10番MF池平直樹

[3.19 中国高校新人大会準々決勝 米子北高 0-3 岡山学芸館高 広島スタジアム]

 昨年、一躍注目度を高めた司令塔は、対戦した米子北高ベンチも「さすが」「嫌な存在」と認めるプレーぶり。岡山学芸館高の10番MF池平直樹(新3年)はキックする直前で判断を変えてサイドチェンジをしたり、短いパスをつけたり、判断良くボールを動かしてチームの中心となっていた。

 前半6分には池平のサイドチェンジが起点となり、先制ゴールが生まれた。「常に逆サイドへロングボールというのは考えている。(米子北が自分に対して)人数かけて取りに来ると思っていた。サイドハーフの個の突破は自分達の持ち味。ですから、早い段階で(サイドへ)持って行こうと思っていました」。

 プレッシャーの厳しい状況であれば上手く相手からボールを隠してキープしつつ、1タッチでも大きな展開で局面を変えることができる。「基本的にファーストタッチで自分の良いところにおいて、ショートパスもロングパスも蹴れる位置にということは意識している」というMFは常に長短のパスを選択肢に入れながら、状況に応じてパスを成功。岡山学芸館の10番は間違いなく相手にとって嫌な存在だった。

 新チームの特長を活かした戦い方へ変わる中、池平はしっかりと順応して自分の良さをまた発揮している印象だ。「去年はパスサッカーという面が大きかったんですけど、今年は2トップが縦に速いので縦に速く行けるところは縦へというサッカーへ変わってきている。僕のロングボールとかが活きてくると思うのでそれを使いながらも、ショートパスでやるところはショートパスという風に色々な形で取れるようなサッカーをしていきたいです。(今年は)本当に2トップが勢いあるので一発任せてもいいし、僕がリズムつくりながら、相手の出方見ながらということも考えています」

 元岡山の高原良明監督はその池平がもう一段回上のステージへ行くためにボール奪取やドリブルで仕掛けてからゴールという部分も求めているという。本人も特に守備面やフィジカル面については課題と認識して改善していく意欲。今年はより注目度が高まる中で厳しいマークを受けることになるだけに「選手権の県大会の決勝でもマンマークつかれてリズム出なかったのがある。注目されているからこそもっといいプレーできると思いますし、プレッシャーがキツい中でもできなければ上でできないと思うのでできるようにしていきたい」と誓った。

 プロ入りも十分に期待される中国地方屈指の10番。課題を改善し、厳しい状況でも自分の良さを発揮し続けて岡山学芸館に勝利をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)



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