今夏の移籍市場で最も注目を集める一人であるアトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、“移籍先”について言及した。

　移籍するとなれば、マンチェスター・ユナイテッドが最有力とみられるグリエーズマンだが、去就報道にはうんざりしている様子で、これまでも多くの場で報道陣を牽制してきた。

　『アス』によると、ラジオ局『カデナ・セル』の番組に出演したグリエーズマンは今回も次のように話し、過熱する周囲を煙に巻いた。

「僕はアトレティコでとても楽しくやっている。僕は今を楽しみたい。明日の計画は立てない派なんだ。自分たちの練習のタイムテーブルすら思い出すのに苦労するぐらいさ。チョロ(ディエゴ・シメオネ監督の愛称)やチームメイトたちと一緒に仕事ができることは光栄だよ。ここで楽しんでやれてるかぎり、アトレティコに残りたいと思っている。それはこのクラブに来てからずっと変わっていない」

「もし僕がアトレティコを離れるとしたら、(NBAのニューヨーク・ニックスでプレーする)デリック・ローズと一緒にプレーするときかな(笑)」

---

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集