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Goal編集長が大炎上!?アトレティコのファンから非難が殺到した驚愕の理由とは?

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 Goal日本語版編集長を務める大川佑に、驚きの理由でスペインのアトレティコ・マドリーサポーターから大量のクレームが寄せられた。

 話の始まりはスポーツ仲裁裁判所(CASまたはTAS)が1日、アトレティコ・マドリーに対するFIFAの選手登録禁止処分の軽減・撤回はないと発表したことだ。これにより、アトレティコは今夏の補強が実質上不可能となってしまった。

 スポーツ仲裁裁判所の決定に怒りを示したのがアトレティコのサポーターで、SNS上では多くの抗議コメントが投稿された。そこで、思わぬ“被害”を受けたのが大川編集長のツイッターアカウントだ。

 大川編集長のアカウントは「@tas」。自身のニックネーム「タス」にちなんでつけたものだというが、多くのアトレティコサポーターがスポーツ仲裁裁判所(TAS)と勘違いし(あるいは確認するまでもなく)抗議ツイートを寄せた。結果として、大川編集長のアカウントにはスペイン語の罵詈雑言ツイートが大量に届くことに。

 そこで、大川編集長は機転を利かせ、スペインからの思わぬクレームにスペイン語で応答。「私の名前はタスク。愛称はタスです。お願いなので、@TASでツイートしないでください。あなた方のリプでいっぱいです」と“返答”した。

 しかし、これがさらなる大反響を呼ぶ。

 ツイートは瞬く間に拡散され、6月2日午前の時点で8000を超えるRTを記録。大量のリプライが寄せられ、中には「あなたは私にとって(スペインで大人気の)クレヨンしんちゃん以来の日本のヒーローです」といった称賛の声や、大川編集長のアイコン写真を自らのアイコンに設定する“強者”も現れた。

 現地スペインで大きな話題となり、大手メディア『アス』、『マルカ』や『ムンド・デポルティボ』がこの“炎上”を記事化して報道するまでに至った。さらにGoal宛には、大川編集長への取材を申し込むメディアまで現れている。

 かくして、大川編集長はスペインで“時の人”となった。

 なお、大川編集長は今後もツイッターのアカウントを変更するつもりはないとして、「スペインのフットボールファンと繋がることができて嬉しいです」と話す。さらに、この一件でアトレティコファンを恨むことはないとし、「今まで以上にアトレティコが好きになりました。いつの日か訪れてみたいですね」と、“現地取材”へ思いを馳せた。

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