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パリSG移籍報道のネイマールが圧巻2発!バルサがユーべとの“日本スポンサー対決”を制す

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[7.22 ICC ユベントス1-2バルセロナ]

 インターナショナルチャレンジ杯のアメリカラウンドが22日に行われ、バルセロナ(スペイン)がユベントス(イタリア)に2-1で勝利した。

 今季からエルネスト・バルベルデ氏が率いる“Rakuten”バルセロナは、MFアンドレス・イニエスタやFWリオネル・メッシ、FWネイマールらを先発で起用。FWルイス・スアレスはベンチスタートとなった。対する“Cygames”のロゴが入ったユニフォームのお披露目となったユベントスは、GKジャンルイジ・ブッフォンやMFクラウディオ・マルキージオらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 “日本企業対決”となった一戦は、バルセロナが主導権を握る。前半14分、サンドチェンジから右サイドでボールを受けたDFアレイクス・ビダルが中央へ切れ込んで左足シュート。これを防いだユベントスが一気に攻め上がり、右サイドからMFクワドォー・アサモアが上げたクロスをFWマリオ・マンジュキッチが頭で合わせたが、惜しくも外側のサイドネットだった。

 試合が動いたのは前半15分だった。バルセロナはメッシの縦パスを受けたネイマールがドリブルで仕掛け、FWパコ・アルカセルとのワンツーからPA内に侵入。ファーストタッチは足もとに入ってしまったが、足裏でうまくコントロールして右足を振り抜き、先制のゴールネットを揺らす。さらに26分、メッシのパスをPA左で受けたネイマールが細かくタッチしながら中央へスライド。GKブッフォンのタイミングをずらして右足シュートを決めた。

 パリSGへの移籍が噂されているネイマールとメッシのコンビで堅守を誇るユベントスを翻弄するバルセロナ。前半42分、メッシのループパスをネイマールが足もとにピッタリおさめ、シュートを放ったがGKブッフォンに防がれる。44分にはゴール正面でFKを獲得。キッカーのメッシが左足で狙ったが、クロスバーを叩き、追加点とはならなかった。

 後半開始からバルセロナがネイマールやメッシらを下げてL・スアレスやMFアルダ・トゥランらを投入。ユベントスはDFジョルジョ・キエッリーニやDFマッティア・デ・シーリョら多くの選手を入れ替えた。さらにユベントスは後半14分にFWパウロ・ディバラやFWゴンサロ・イグアイン、MFフアン・クアドラード、DFアレックス・サンドロ、バイエルンから加入したMFドウグラス・コスタをピッチに送り込み、攻撃のリズムを変えた。

 すると、前半はシュート4本にとどまったユベントスがバルセロナゴールに襲い掛かる。後半17分、コスタのパスをPA左で受けたディバラが左足で鋭いシュートを放つがGKアドリア・オルトラに防がれる。これで獲得した右CKからディバラが高い弾道のボールを入れると、キエッリーニがヘディングシュートを叩き込み、1-2と1点差に詰め寄った。

 前半とは違い、人数をかけて崩しにかかるバルセロナは後半23分、ロングフィードを左サイド深くのスペースで受けたDFジョルディ・アルバがマイナス方向へ折り返し、MFデニス・スアレスが右足で合わせるもクロスバー上。27分には、キエッリーニとの接触でL・スアレスが倒れ込み、左もも裏を抑えていたが、大事には至らずプレーを続けた。

 徐々にバルセロナらしいパスワークを披露し始めると、後半32分にトゥランがPA右からクロスを供給。ニアに飛び込んだスアレスが右足ボレーも枠を外れる。同点に追いつきたいユベントスは、ディバラらを中心に後半シュートを8本放ったが、1点を返すにとどまり、試合はそのままタイムアップ。2-1でバルセロナが勝利した。


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