サッカーの戦況予測にAI(人工知能)と搭載したシミュレーションメディア「WARP」が登場した。提供を開始した株式会社Sports AIによると、世界初の試みになるのだという。

　新たな予想スタイルが構築されることになるかもしれない。Sports AIによると、予想方法は従来の過去の対戦成績を元に確率で勝敗を予測する統計手法などとは根本的に異なるもので、データスタジアムが管理するデータと、サッカー専門紙「EL GOLAZO」の情報を反映して行うのだという。

　そして22人のソフトウェアロボット(AI)が10分間の試合を100回対戦させた演算シミュレーションを行い、最も確率の高い試合結果を導くことになる。この結果を利用して、提携する「楽天 toto」でスムーズにtotoが購入できるようになっている。

　有料サービスとなるが、会員登録すると無料で3試合の予測を確認することが出来る。J1全試合とtoto対象のJ2試合の勝敗予測、戦況シミュレーションを見るためには月額500円(税別)が必要。

　同社の及部智仁代表取締役社長兼CEOは「世界一のAIシミュレーションサッカーメディアを目指して進化させていきます」とコメント。様々な分野で活躍を見せる人工知能が、サッカーの勝敗予想でどれほどの成果をあげることが出来るか注目したい。

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