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右膝の不安消えた内田篤人、完全復活への手応え

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アディダス「オーシャンストームパック」の「ACE(エース)」とともに新シーズンに挑む内田篤人

 心機一転、シャルケのDF内田篤人は再びスタートラインに立った。2015年6月に右膝を手術し、長期離脱。昨年12月8日のヨーロッパリーグで約1年9か月ぶりとなる公式戦復帰を果たすも、ブンデスリーガでは2シーズン連続で出場機会がなかった。右膝への不安はない。しかし、試合に出られない。昨季終盤は新たなストレスも抱えたが、新監督を迎えた今シーズンは文字どおり横一線のスタートとなる。内田が語る完全復活への手応え――。その視線の先にはロシアワールドカップもある。

―現在の右膝の状態はどうですか?
「昨シーズンも終盤は普通に練習をやっていました。(昨季、チームを指揮したマルクス・バインツィール前)監督が試合に使ってくれなかっただけで、監督には『もっとできるはずだ』と言われていました。俺は『もうできているから問題ない』と言い続けていましたけどね」

―リーグ戦は2年連続で出場がありませんでしたが、4月16日のダルムシュタット戦では唯一、ベンチ入りしました。あのときの状況は?
「ケガ人だったり、累積(警告による出場停止)もありましたからね。監督が結構頑固だったので、これは俺から言いに行かないとダメだなと思って、『なんで?』って聞きに行ったんですよ。そうしたら『俺が(アウクスブルク監督時代に)お前と対戦したときのお前はもっとできていたはずだ』って」

―それだけ求められているものも高かった。
「監督は自分が取ってきた選手を使いますからね。ケガ人がいたら補強するのは普通のことですから。そういうのもあったと思います」

―右膝に関してですが、今は不安なくプレーできているんですか?
「もちろん、やってみないと分からない部分はあります。でも、練習試合も90分やっているし、昨シーズンの最後の3か月から4か月はずっとみんなと一緒にトレーニングができていた。リバウンドもなかったですし、大丈夫です。細かい筋肉系のトラブルはありましたけど、1、2週間程度で治るもの。そういうのは今後もあると思うけど、そんなのは大したことじゃないですから」

―一番つらい時期は乗り越えたという手応えも?
「そうですね。このまま練習を続けていったらどうなるか分からないですけど、今のところは問題ないですね。試合に出続けていれば活躍できる、というわけでもないですから」

―逆にケガは治ったのに試合に出られないというストレスはありましたか?
「昨シーズンはね。でも、監督も代わったので、これからですよ」

―ドメニコ・テデスコ新監督は31歳という若さでも話題になりました。
「ドイツは他にも若い監督がいますし、世界的には普通なのかなと。最近のシャルケは監督がどんどん代わりますけど、自分は変わらずにやっていくだけですね」

―シャルケとの契約もあと1年ということですが、その後のことは何か考えていますか?
「毎年、移籍市場がオープンになれば考えますけど、あと1年で(契約が)切れるというのは、良ければ向こうから(契約延長の)話が来るだろうし、悪ければ移籍金ゼロで出られる。あまり深くは考えていないですね」

―昨年秋に長女が誕生したということですが、子供を日本で育てたいという気持ちは?
「それは特にないですね。赤ちゃんに関しては日本より海外のほうがいいのかなって。海外のほうが育てやすいというか、ドイツではみんなが赤ちゃんとか家族をすごく大事にするので、すごくいいですよ」

―シーズン途中に家族がドイツに来てからも困ることはなかったですか?
「全然困らなかったですね。むしろドイツのほうが楽ですよ。日本だと周りの目もあって、なかなか外に出られないし、泣いたら嫌な顔をされますからね。ドイツは、泣こうが何をしようが赤ちゃんならいいよって。みんなが可愛いがってくれますし、みんなすぐに寄ってきて、知らない人に抱っこされたりもしますからね」

―子供が生まれて自分に変化はありましたか?
「周りからは『顔が優しくなった』とか『しゃべり方が優しくなった』とか言われますが、別に変っていないと思いますけどね。サッカーへの取り組み方? 別に何も変わらないですよ」

―日本代表の試合は見ていますか?
「ハイライトとかをニュースでたまに見ています」

―日本代表に対する今の気持ちは?
「戻りたいですよ。戻りたいけど、自分がちゃんとサッカーできないと、何の話にもならないと思っています。チームで試合に出られれば、それ(代表復帰)も出てくるだろうなという気持ちはありますね」

―8月31日にはオーストラリア戦というW杯出場を懸けた大一番があります。
「もちろん、(ブンデスリーガの)開幕から試合に出ていればチャンスはあると思う。でも、今は代表のことはあんまり考えてないかな。チームでちゃんと出る。サッカーをちゃんとする。今はそのことだけに集中しています」

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(取材・文 西山紘平)

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