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代表復帰の祝砲は逃すも…小林祐希がヘーレンフェーン“整えて”今季初白星

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開幕3試合連続スタメンのMF小林祐希

[8.26 エールディビジ第3節 ADOデンハーグ1-2ヘーレンフェーン]

 エールディビジ第3節が26日に行われ、MF小林祐希の所属するヘーレンフェーンは敵地でADOデンハーグと対戦し、2-1で勝利した。3試合連続スタメンの小林はフル出場し、チームの今季初白星に貢献している。

 24日に日本代表メンバーが発表され、昨年11月以来の選出を果たした小林。欧州の舞台でコンスタントに出場を重ねるレフティーは、この日もスタメンでピッチに立った。ヘーレンフェーンは立ち上がりからポゼッションで相手を上回り、MFマルティン・ウーデゴーアを中心にゴールへ迫る。小林も球離れよくボールを散らし、パスアンドゴーで攻撃にリズムをもたらすが、前半はスコアレスで折り返した。

 後半も多くの時間を敵陣で過ごすヘーレンフェーンは、後半13分にDFデンゼル・ダンフリースの右クロスにMFモアテン・トアスビーが右足で合わせ、先制に成功する。同16分には中央でボールを受けた小林が相手に体を密着されながらもドリブルで運び、ゴール左を狙って左足でシュート。しかし、相手GKに止められ、代表復帰の祝砲とはならなかった。

 その後もヘーレンフェーン優勢の展開が続き、後半21分には追加点を奪取。右サイドでロングボールを収めたエーデゴーアが追い越してきたダンフリースにつなぐと、PA内右に切れ込んだダンフリースがマイナスに折り返す。フリーで待っていたトアスビーが右足でゴール左に流し込み、先制シーンと同じコンビで2点差とした。

 ここまで無失点試合がないヘーレンフェーンは、後半33分にADOデンハーグのCKからFWビョーン・ヨーンセンに1点を返される。勢いづいた相手の攻勢を受け、味方選手同士で激しく口論するシーンもあったが、小林がすぐさま仲裁に入るなど、最後まで若いチームを支えて2-1の逃げ切りに貢献した。

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