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パリSG移籍間近の元スペイン代表GKが涙を浮かべファンに挨拶…ナポリは後釜探し急ぐ

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パリSG移籍間近のペペ・レイナ

 ナポリのGKペペ・レイナが27日のアタランタ戦終了後、サン・パオロの観客に涙目で挨拶をした。イタリアメディア『プレミアム・スポーツ』が伝えている。

 2015年夏にバイエルンからナポリに加入して以来3年間、絶対的守護神として君臨したレイナはアタランタ戦終了後、ホームの観客に別れを告げた。中継ではチームメートと共にスタジアムを一周したレイナがサポーターに手を振る様子が何度も映し出された。熱狂的サポーターが陣取るクルヴァBの下に到着し、「ペペ(レイナの愛称)、ペペ」との歓声が届くとレイナは感極まり、目に溢れる涙を必死にこらえている様子だったと報じられている。このため今夏、うわさされているパリSG(PSG)への移籍が目前に迫っており、アタランタ戦がナポリでのラストマッチとなるようだ。

 レイナはスタジアムを去る際、「別れの挨拶だったのか」との問いかけに対し、「移籍するかどうかは分からない」と言葉を濁しているほか、ナポリも沈黙を貫いている。また、ナポリは移籍期間が終了する31日までの3日間で、後釜となるGKを獲得しなければならず、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によればオファーを保留している状態とみられる。

 現在は、後任としてソシエダのGKヘロニモ・ルジウディネーゼのGKオレスティス・カルネジス、リバプールのGKシモン・ミニョレらが候補として挙げられている。31日までにレイナのPSG移籍が実現するのか今後の動向は注目されるところだ。


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