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新世代のヒーロー井手口、J1初得点もGK楢崎のゴールぶち抜く“同じ形”のスーパーミドルだった

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オーストラリア戦で2点目を挙げたMF井手口陽介

[8.31 W杯アジア最終予選 日本2-0オーストラリア 埼玉]

 日本代表は31日、W杯アジア最終予選B組の第9節で埼玉スタジアムにオーストラリア代表を迎え、2-0で勝利した。6大会連続6回目のW杯出場をもたらすゴールを挙げたのは、22歳のFW浅野拓磨と21歳のMF井手口陽介。Jリーグ公式ツイッター(@J_League)では日本のW杯出場を祝福するとともに、後半37分にダメ押し点を奪った井手口について、J1初得点も「本日決めた見事なミドルシュートに似た素晴らしいゴールでした」と紹介している。

 井手口はガンバ大阪の下部組織から2014年に飛び級でトップ昇格を果たし、同年4月16日のナビスコ杯(現ルヴァン杯)鳥栖戦で公式戦デビュー。J1初ゴールは2016年9月17日に豊田スタジアムで行われたJ1第2ステージ第12節の名古屋戦(3-1)だった。

 2-1で迎えた後半アディショナルタイム1分、左サイドでボールを持った井手口は、中央に切れ込みながら右足を一閃。元日本代表GK楢崎正剛の横っ飛びも及ばないゴール右隅の絶妙なコースに突き刺さり、勝利を決定づけた。

 それからわずか1年で、日本代表に選ばれるまでに成長した井手口。W杯出場を決定的にする一撃は、くしくも自身のJ1初得点と同じような形から生まれることとなった。


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