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2戦連続ドローゲーム演じたレアル、ジダン「問題の解決法を探す」

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 9日のリーガ・エスパニョーラ第3節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレバンテ戦を1-1のドローで終えた。ジネディーヌ・ジダン監督は、バレンシア戦に続くドローゲームに危機感を覚えているようだ。

 試合後会見に出席したジダン監督は、チームのパフォーマンスに問題があることを認め、何かしらの解決法が必要との見解を示している。

「私たちが演じた試合に満足はできない。勝ち点4を失ってしまったし、少し危機感がなくては。解決法を探す必要がある。良いプレーを見せていないわけだからね」

「今日は多くのことが不足していた。私たちにとって試合の立ち上がりは大切なものだが、今日はうまく入ることができなかった。私たちは閉じこもるチームを相手にしたわけだが、そうした状況ではインテンシティーを発揮する必要があるにもかかわらず、私たちはそうしなかった。最初に得点しなければならないのだが、彼らにゴールを決められた。私はそのことに痛みを覚えている。しかし取り乱すことなく、次の試合を考えなくてはならない。もっと良いプレーを見せなければ」

 このレバンテ戦はインターナショナルウィーク明けの試合だったが、フィジカルに問題があることは否定した。

「フィジカルは良い感じだ。前半よりも良かった後半がそのことを示していた。問題は解決法を見つけられなかったことにある。私たちは少ししかゴールを決めていないし、もっと効果的なチームにならなくてはならない」

 この試合でも大胆なローテーションを採用したジダン監督。その方針に疑問符をつけられる可能性もあるが、今後もスタメンを頻繁に変えていく意思を示している。

「私が行っていることを変えはしない。変えることはないよ。悪い試合を演じたからといって分別をなくしてはいけない。私は同じ道を歩み続ける」

 FWアルバロ・モラタチェルシー移籍により、点取り屋の不足が指摘されるレアル・マドリーだが、ジダン監督は現陣容に自信を持っていることを強調した。

「この陣容が私たちの持ち得るものであり、この中で問題の解決法を探す。クリスティアーノ、ベンゼマがいない状況を変えることはできない。陣容について心配はしていないよ。見つけ出すであろう解決法はこの中にこそある。私たちはもっと効果的なチームになる必要があるんだ」


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