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シメオネ、新メトロポリターノのこけら落としに「全人生を通しての思い出となる」

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新スタジアムでの勝利を喜ぶディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーは、16日のリーガ・エスパニョーラ第4節マラガ戦(1-0)で新本拠地ワンダ・メトロポリターノのこけら落としを迎えた。ディエゴ・シメオネ監督は、6万8000人が赤白の旗を振り、花火も上がったアトレティコ新スタジアムの初戦に大きな感動を覚えているようだ。

 アルゼンチン人指揮官は、試合後の記者会見で次のように語った。

「素晴らしい門出だ。選手、監督として、同じようなものを目にしたことは決してない。全人生を通しての思い出になるだろう。すべての旗が一斉に振られるなど人々は参加意識を持ち、ピッチ上にいようとしてくれた……。じつに感動的だし、テレビで見ていた人々にとっても壮観であったに違いない」

「このスタジアムは大きく、外から見ればその巨大さが実感できる。しかし人々は近くにいて、試合に参加してくれた。試合をこなすほどに、より一体となってくれるだろう」

 またチームにとって新スタジアムでの初プレーが、容易ではなかったとの見解を示している。

「懸命に働こうと試みたが、簡単ではない。私たちは結局のところ、人間でしかない。スタジアムに到着して、見ない、感じないということを試みたとしても、すべてが試合に付随するものだ。前半は私たちが支配していたが、マラガは素晴らしい守備の仕事を実現した。ゴールが生まれ、状況はようやく変わり始めた」

 新メトロポリターノで初ゴールを決めたのは、FWアントワーヌ・グリーズマンだ。

「ただの1点ではない。それはこのスタジアムでの最初のゴールになったためではなく、私たちが陥っていた状況によるためだ。彼はチームのために凄まじい努力をしてくれる……。私たちは最高バージョンの彼を必要としているし、少しずつだがあの決定的な存在に戻ってくれるはずだ」

「(前スタジアム、ビセンテ・カルデロンで初得点を記録した)ルイス・アラゴネスはクラックだったし、グリエズマンも同様にクラックだ。ファンにとっては喜ばしいことだろう。しかし最初のゴールを誰が決めたかではなく、こけら落としに勝ったことが何よりだ」

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