beacon

「楽しめなくなれば辞める」“天性の監督”アッレグリ、5~6年後の引退を示唆

このエントリーをはてなブックマークに追加

マッシミリアーノ・アッレグリ監督

 ユベントスマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、アメリカ誌『GQ』イタリア版のインタビューに応じ、自身の将来について語った。

 アッレグリは2014年1月にミラン監督を解任されたのち、同年7月からユベントスの指揮官に就任。すると、セリエAで3シーズン連続優勝を飾った。またチャンピオンズリーグにおいても、2度決勝の舞台に駒を進めるなど、名将としての地位を築きつつある。

 今年1月には、英語を勉強していることをスクープされ、近い将来のプレミアリーグ進出が噂された。しかし50歳の知将は、あと5年ほどで監督業を引退すると驚きの発言をしている。

「あと5〜6年でサッカーの仕事はやめるつもりだ。ピッチで教えることに楽しみを見出せる間は続けるが、そうなくなったら去るつもりだ。私は若手に教えるのが好きなんだ。選手の成長を見守ることに喜びを感じるよ」

 数年後の引退を示唆したものの、イタリア代表監督の座は別格だと説明している。また、ミランに所属する18歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマを代表とする若手には、大きな期待を寄せている。

「代表には興味がある。代表は別物で、名誉あるものだ。イタリア代表では1992から2000年にかけて生まれた世代には非常に優れた選手がいる。近い将来、イタリアは強くなるだろう」
続けて、アッレグリは自身について天才肌の監督であると分析している。

「私は26時間も試合のことを考えているようなタイプではない。学んで監督になったタイプと、天性のタイプがいる。私は後者の方だ。私は1日中、ビデオを見るなどするべきではないと思っている。結局、何も分からないからね。気づくべきことに気づけば、15分で何をすべきか理解できる」

●欧州CL17-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP