beacon

バルサ、カタルーニャ州分離独立の是非を問う「州民投票」に伴いラス・パルマス戦の延期を求める

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナが試合延期を求めている?

 バルセロナがスペインサッカー連盟(RFEF)に対して、1日に行われる予定であったリーガ・エスパニョーラ第7節、本拠地カンプ・ノウでのラス・パルマス戦の延期を求めていることが明らかとなった。スペインの各メディアが報じている。

 カタルーニャ州は1日に同州のスペインからの分離独立の是非を問う「州民投票」を強行実施。スペイン中央政府は憲法裁判所による「州民投票法」等の執行停止命令を得て、治安警備隊をカタルーニャ州に派遣するなどそれを食い止めるべく動いており、分離独立派との衝突が起きている状況だ。

 これを受けたバルセロナは、警備上の観点からラス・パルマス戦開催には危険性が伴うことを危惧し、リーガの試合の開催権を持つRFEFに対して延期を求めたという。これに対してRFEFは、警察機構が実際に危険と判断しない限りは、延期としない意向を示したようだ。

 なおバルセロナは、憲法裁判所が執行停止命令を下した「州民投票」を支持。一方で対戦相手のラス・パルマスは、スペイン国旗をユニフォームの胸部分に付け、スペインが一つの国であることを強調しながらプレーすることを公表している。

●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP