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35歳カカがオーランド退団…肉体的限界での現役引退は否定、今後は?

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35歳になったカカ、新天地でプレーを続けるのか

 オーランド・シティ(MLS)は11日、キャプテンを務める元ブラジル代表MFカカが契約満了により、今シーズン限りで退団すると発表した。

 同日に会見が行われ、登壇したオーナーのフラビオ・アウグスト・ダ・シルバ氏は「3年前、このクラブへ来ることを決めたカカの決断に感謝したい。彼は我々とともに驚くべき3年を過ごした。世界の多くのクラブが1世紀をかけても築くことができないほどのものを、3年間で創り上げたんだ。彼はこのクラブの成功のためにとても大切な存在だった」と感謝を述べた。

 2014年6月から3シーズンをオーランドで過ごしたカカ。「まずこの挑戦の場を与えてくれたオーナーのフラビオとCEOのアレックスに感謝の意を表したい。彼らはチームのプロジェクトにとって、僕が大切な存在になると信じてくれた」とコメント。

「3年間ともに戦ったすべての選手、監督、スタッフ、オーランド・シティで働く全ての人たち、サポーターやクラブ、とにかく皆に感謝したい。僕はこのユニフォームで戦えたことをいつまでも忘れないし誇りに思うよ」

 退団発表に先立ち、カカはブラジルメディア『グローボ』で「プレーをすることが楽しくなくなってしまった。試合が終わるたびに痛みを感じる。35歳という年齢が身体に現れてしまい、フィジカルトラブルからの回復もかなりきつくなった。もう昔とは違う」と現役引退もほのめかしていたが、会見の場で再び言及。

「僕としては『グローボ』でのコメントについて、詳しく説明したいと思っていた。“肉体的な限界”が契約満了の理由ではないんだ。どんな選手だって、少なからずそういった痛みを抱えてプレーしているわけだから」

「今後については僕にも何もわからない。ただ現時点で決まっているのは来季はオーランドの選手ではないということ。それは間違いない事実だ」

 会見の場で新天地への具体的な言及はせずに含みを持たせたカカ。元ブラジル代表の次なる挑戦は?

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