beacon

栄光の歴史が変わっていたかも?今だから明かせるファーガソンのマンU就任秘話

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユナイテッドで栄光を築いたアレックス・ファーガソン

 サッカー界の歴史が全く違ったものになっていたかもしれない。英『メトロ』によると、アレックス・ファーガソン氏はマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任する前、トッテナムと合意していたものの、最後の最後に断りを入れていたようだ。

「真実を話すが、私はアレックス・ファーガソンと契約について交渉をしていた」と語るのは、トッテナムの元会長であるアービング・スカラー氏。マーティン・リプトンの新しい著書『ホワイト・ハート・レーン――トッテナムの栄光の年』に、当時を回想した同氏のコメントが収められている。

「彼と私は長い間、細かいところについて交渉を詰めていた。私は彼に言ったよ。自分は古いタイプの会長であり、最も重要なのは、合意に至って握手を交わしたのであれば、どんな状況でもその約束を守るべきということをね。とはいえ、もうあの時には戻れない。終わったことだ」

 トッテナムと合意しながら最後の瞬間で決断を変えたファーガソン氏は、1986年にユナイテッドの指揮官に就任し、2013年に監督業引退するまで27年間にわたって栄光を築いた。あの時トッテナムを選択していたとしたら、両クラブの歴史はどのように変わっていたのだろうか。

●プレミアリーグ2017-18特集

TOP