beacon

モイーズ「私の力を証明するチャンス」、新たな挑戦に意欲

このエントリーをはてなブックマークに追加

抱負を述べたデイビッド・モイーズ

 ウエスト・ハム新指揮官の就任が決まったデイビッド・モイーズ監督は、自身の能力を証明するチャンスだと語っている。

 エバートンで長期政権を築いたモイーズ氏だが、2013-14シーズンを前にマンチェスター・ユナイテッド指揮官に就任して以降、ソシエダ、さらにサンダーランドを率いるも、いずれのクラブでもインパクトを残せず、短期で職を失っていた。

 そして先日、スラベン・ビリッチ監督の後任としてウエスト・ハムを率いることが決まった同指揮官は、自身の評価を覆す好機だと考えているようだ。

 モイーズ監督は会見で「私の力を証明するチャンスだと思っている。これはロンドンのイーストエンドのクラブと仕事をできる良いチャンスで、サポーターやクラブ首脳陣にデイビッド・モイーズの働きを見てもらうチャンスであるとも思っている」と意気込みを語った。

 続けて「魅力的なフットボールをしたいと思うが、毎試合のように得点を許していたら、試合に勝つことはできないし、意味のないことになってしまう。だから守備的に始めなければならない」

「全てのベストチームはディフェンスでもベストだ。まずはこれから始めて、クリーンシートを目指す。3バックか4バックかどちらが適切か見極める必要があるとも思っている。我々の攻撃陣は十分な戦力を揃えているから、どうすれば失点を防げるか考えたい」と、プレミアリーグ11試合で23失点と不安を残す守備陣の立て直しを強調。

 また、一部のサポーターからはネガティブな意見があることについて同指揮官は「ウエスト・ハムの順位を上げるためにできることをすべてを行い、彼らに良い結果を届けられるように努力したい。それに選手たちにも責任を感じてもらい、クラブや熱狂的なサポーターのために良いプレーをする必要がある」と否定的な意見を払拭するために選手の協力が必要と話している。

●プレミアリーグ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP