beacon

「勝利したらそれは伝説になる」ブッフォン&デ・ロッシがW杯プレーオフを前に意気込む

このエントリーをはてなブックマークに追加

GKジャンルイジ・ブッフォンは代表デビューの地・ロシアへ思いを馳せる

 イタリア代表は10日、W杯出場を懸けたプレーオフ第1戦でスウェーデン代表と対戦。守護神・GKジャンルイジ・ブッフォンが大一番を直前に控え、心境を語った。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在、代表173キャップで世界歴代4位を記録し、ロシアW杯出場となれば史上初の6大会出場になるブッフォン。彼が代表デビューを飾ったのは1997年10月29日のフランスW杯出場を懸けた欧州プレーオフ・ロシア戦だった。19歳のブッフォンは途中交代で出場し、初キャップはドローで終わっている。

 奇しくも今度の大会がデビューの地・ロシアであることにブッフォンは運命を感じつつ、「できればプレーオフは避けたかった」と語る。「大事なのは20年前のデビュー当時と同じ結果にすること」と自らの経験を振り返り、「もし勝利できたらそれは伝説になるね」と意気込んでいる。

 一方、会見に臨んだMFダニエレ・デ・ロッシはスウェーデンについて「イブラヒモビッチがいないことは大きなアドバンテージになる」と語る。「たとえ40歳で足が折れていたとしても、彼には相手チームにいてほしくない」と大エースの脅威を口にし、「もちろん他の選手を知らないわけではない。イタリアでプレーする選手もいるし、他の主要クラブでプレーしている選手もいる」と語った。

 またドイツW杯で優勝を経験しているデ・ロッシは特有の恐怖についても言及。「イタリアのほうが多少の分があるだろう。しかし負けてはいけないという恐怖心が僕らにはつきまとうね」と語り、「僕はこれまで3回W杯に出場したが、W杯出場がどれほど重要かということを出場経験のない選手に理解してもらわないといけない」と14大会連続で出場し、4回の優勝を誇る伝統あるチームの悩みを語った。

●ロシアW杯欧州予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧

TOP