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アーセナルがトッテナムに完勝!ムスタフィ&サンチェス弾で“ノースロンドン・ダービー”を制す

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復帰したシュコドラン・ムスタフィが先制点を決めた

[11.18 プレミアリーグ第12節 アーセナル2-0トッテナム]

 プレミアリーグ第12節が18日に行われ、エミレーツ・スタジアムではアーセナルトッテナムが対戦し、アーセナルが2-0で“ノースロンドン・ダービー”を制した。

 前節、マンチェスター・シティに1-3で敗れたアーセナル。その試合からMFフランシス・コクランとFWアレックス・イウォビに代えて、FWアレクサンドル・ラカゼットとDFシュコドラン・ムスタフィを先発で起用した。ムスタフィは第7節以来の復帰となる。

 一方のトッテナムは前節クリスタル・パレスから5人を変更。GKウーゴ・ロリスが復帰し、MFデレ・アリやDFベン・デイビスらがスターティングメンバーに名を連ねた。なお、ハムストリングを負傷しているDFトビー・アルデルワイレルトは今年中の復帰が絶望的と報じられている。

 立ち上がりから守備の切り替えが早く、スピードに乗った攻撃を仕掛けたのはアーセナルだった。トッテナムもMFクリスティアン・エリクセンが惜しいシュートを放つ場面があったが、前半36分に試合は動く。アーセナルはPA左角あたりでFKを獲得。MFメスト・エジルが左足でゴール前に蹴り込むと、ムスタフィがヘッドでゴール左隅に叩き込み、先制に成功した。

 さらにアーセナルは前半41分、DFエクトル・ベジェリンのスルーパスでPA右に抜け出したラカゼットがクロスを選択。シュート性のクロスをゴール前に走り込んだFWアレクシス・サンチェスがトラップから豪快に右足シュートを決め、前半を2-0で折り返した。

 後半も集中したアーセナルの守備を前に、なかなか決定的なシーンを作ることができないトッテナム。17分にはMFムサ・デンベレに代えてMFハリー・ウィンクスを投入する。その後もサンチェスに決定機を作られるなど、思い切った攻撃を仕掛けられないでいると、30分に2枚替えを敢行。FWハリー・ケインとデレ・アリを下げ、FWフェルナンド・ジョレンテとFWソン・フンミンをピッチに送り込んだ。

 後半31分、アーセナルは左サイドからエジルが折り返したボールをサンチェスが縦に仕掛けて、角度のないところが右足を振り抜いたが、GKロリスに止められる。トッテナムは36分、左サイドからデイビスが上げたクロスをMFエリック・ダイアーがヘディングシュート。枠を捉えていたが、GKペトル・チェフの好セーブに阻まれてしまう。

 後半39分には、カウンターからチャンスを作り、ベジェリンが右足シュート。最後まで追加点を狙った6位アーセナルが勝ち点4差で3位のトッテナムを破り、今季2度目の2連敗は免れた。

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