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ナポリが13試合無敗で首位キープ!ミランは終盤に一矢報いるも今季6敗目

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ナポリが13試合無敗で首位をキープしている

[11.18 セリエA第13節 ナポリ2-1ミラン]

 セリエAは18日、第13節を行った。ナポリミランの対戦は、ナポリが2ー1で勝利。盤石の強さで2点を先取し、リーグ戦13試合無敗で首位をキープした。

 5日の第12節・サッスオーロ戦(2-0)で公式戦10試合ぶりの完封勝利を収めたミラン。3-5-2の布陣は変えずに前節から先発を3人変更してDFマテオ・ムサッキオ、MFマヌエル・ロカテッリ、MFジャコモ・ボナベントゥーラを起用し、最前線は相性の良いFWニコラ・カリニッチとMFスソを配置した。

 リーグ戦12試合10勝2分で首位を走るナポリは左サイドバックのDFファウジ・グラムが負傷離脱しているものの、定番の4-3-3の布陣を敷く。最前線はFWロレンツォ・インシーニェ、FWドリース・メルテンス、FWホセ・カジェホンを配置し、MFマレク・ハムシクが左サイドから攻撃を牽引していく。

 序盤は両者の攻撃陣が相手ゴールに迫る。前半26分、スソが右サイドから切り込んでPA手前から左足シュートを放つが枠外へ。その後もカリニッチとの連係からスソが攻撃を仕掛けていく。一方、ナポリはインシーニェがミランの守備をかく乱。同32分、PA左からのバックパスをハムシクがダイレクトで合わせるが、GKジャンルイジ・ドンナルンマが正面で防いだ。

 前半33分、ナポリが均衡を破る。中盤でボールを持ったMFジョルジーニョがすかさず最前線へロングパス。インシーニェが左サイドからの斜めの動きで守備陣の裏を抜けると、フリーでボールを受けて冷静にGKとの1対1からゴールを決めた。直後にオフサイドの判定となるが、主審がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で確認して得点が認められ、ナポリの先制点となった。

 前半終了直前にミランにアクシデントが襲う。攻撃の中心となっていたスソが負傷し自ら交代を要求。前半アディショナルタイムにFWアンドレ・シウバと交代となった。

 後半はミランが一時主導権を握るが、後半28分にナポリが追加点を決める。左サイドでインシーニェがカウンターを仕掛け、直前に投入されたMFピオトル・ジエリンスキ、メルテンスとパスを回す。メルテンスの浮き球パスを受けたジエリンスキがPA左を突破すると、ドンナルンマの股下を抜けるシュートで2点目を決めた。

 後半アディショナルタイムにミランはDFアレッシオ・ロマニョーリが左足ダイレクトを決めるもそのまま試合は終了し、ナポリが2-1で勝利を収めた。2試合ぶりの勝利で勝ち点3を積んで首位キープに成功。21日の欧州チャンピオンズリーグのグループリーグ第5節・シャフタール戦に向けて弾みをつけた。

 上位陣に勝利できないミランは2試合ぶりの黒星でリーグ戦今季6敗目。6位・サンプドリアとの勝ち点4差を縮めることはできず、暫定で順位は7位のままとなっている。

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