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「岡崎慎司を犠牲にした」地元紙がレスター指揮官の“奇策”に驚き

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ベンチスタートとなった岡崎慎司

 18日、レスター・シティはプレミアリーグ第12節で首位マンチェスター・シティと対戦し、0-2で敗れた。この試合でFW岡崎慎司がベンチスタートだったことに、地元紙『レスター・マーキュリー』は驚いているようだ。

 レスターは前節ストーク・シティ戦(2-2)のスターティングメンバーから1人を変更。岡崎に代え、この日28歳の誕生日を迎えたMFマーク・オルブライトンがクロード・ピュエル体制で初先発を果たした。

 この采配に『レスター・マーキュリー』は、「ピュエルは2週間前のストーク戦から1人のサプライズな変更を行った。岡崎慎司を犠牲にし、オルブライトンをこのフランス人のもとで初先発させた」と驚きをもって伝えている。

 さらにピュエル監督の“奇策”はもう1つある。サイドが本職のオルブライトンを中央でプレーさせたことだ。献身的な守備も魅力的なイングランド人アタッカーだが、なにより両サイドをこなすことが可能で、質の高いクロスはチームの得点源となっている。しかし、中央で起用されたオルブライトンは、ほとんどチャンスに絡むことができず、後半22分に最初のカードでFWケレチ・イヘアナチョとの交代を余儀なくされた。

 『レスター・マーキュリー』もオルブライトンの寸評で「ワイドの方がより効果的に見える」と記すなど、ピュエル監督の采配に疑問を投げかけている。レスターはピュエル就任後初陣となった第10節エバートン戦こそ勝利したが、前節ストーク戦はリードを守り抜けずドロー決着と、復活のきっかけを掴めないでいる。

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