元ブラジル代表FWロビーニョが、集団性的暴行の罪で懲役9年の判決を受けたことが分かった。『BBC』が報じている。

　ミランに所属していた2013年1月、ロビーニョがミラノ市内のナイトクラブで当時22歳だったアルバニア人女性にアルコールを飲ませ、ほかのブラジル人5人とともに性的暴行を加えたとして、イタリアの裁判所が判決を言い渡した。ロビーニョは法廷に出廷しなかったが、弁護士を通じて無罪を主張。裁判上の手続きがすべて終わるまで刑は執行されない。

　有罪判決が報じられた直後、ロビーニョは自身のインスタグラム(@robinho)を更新し、「告発に対してはすでに反論した」「その事件には関わっていない」と無罪を主張し、「あらゆる法的措置をとるつもりだ」と全面対決の構えを見せている。

　ロビーニョはブラジル代表として100試合以上に出場。レアル・マドリーやマンチェスター・シティなどビッグクラブでプレーし、15年にミランを退団したロビーニョは現在、母国のアトレティコ・ミネイロに所属している。