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「運命よそこをどけ、俺が通る」…FC大阪と契約満了DF近藤岳登が“熱い”長文コメントで現役続行意欲

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ヴィッセル神戸でプレーしていたDF近藤岳登

 JFLのFC大阪は28日、ヴィッセル神戸や水戸ホーリーホックでプレーしたDF近藤岳登(36)と契約満了により、来季の契約を結ばないことが決まったと発表した。負傷の影響でJFL出場はなかったが、「運命よそこをどけ、俺が通る」などと熱いコメントを発表している。

 1981年2月生まれの近藤は2007~12年に神戸、13年は水戸でプレーし、Jリーグ通算49試合2得点を記録。熱血漢のキャラクターと気持ちを前面に出したプレーで人気を博した。14年から4シーズンにわたってFC大阪に在籍し、関西サッカーリーグ時代には公式戦4試合に出場した。

 近藤はクラブの公式サイトで長文のコメントを発表。まずは「水戸ホーリーホックをクビになり、引退も考えた自分に、もう一度大好きなサッカーをさせてくれるチャンスを与えてくれた、吉本興業とのマネージメント契約、軟骨移植手術とその手術にかかる費用も全て負担してくれた、自分のやりたい全てのチャレンジを快く応援してくれた、給料泥棒のような自分に、常に敬意を持って接してくれた、このチームに、心より感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました!」とこれまでの感謝を述べた。

 そのうえで「そして、復帰を信じて常に情熱を与えてくれたサポーターのみなさん。自分のことを最後の最後まで選手として評価してくれたコーチングスタッフ、和田監督。本当にありがとうございました!」と周囲にも礼を伝えると、「最後に、Jリーガーになりたい、日本代表になりたい、W杯で優勝したい、サッカーで大金を稼ぎたい、そんな夢を諦めきれず悪あがきする大好きな仲間達。お前ら頭も悪い、顔もブサイク、サッカーもヘタクソ、だけど、最高だ!! マジで楽しかったよ! ありがとな!」とチームメイトに熱いメッセージを投げかけた。

 さらに「まだまだ近藤岳登の挑戦は終わらない!」と現役続行の意志を強調。「『運命よそこをどけ、俺が通る』」と元NBAプレーヤーのマイケル・ジョーダン氏が発したとされる名言で締め、元気にプレーする写真を添えている。

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