beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

最終節で奇跡の逆転V!!川崎FがJ1初優勝で悲願の初タイトル

このエントリーをはてなブックマークに追加

悲願の初優勝を飾った川崎F

[12.2 J1第34節 川崎F5-0大宮 等々力]

 川崎フロンターレが奇跡の大逆転で初優勝を飾った。最終節でホームに大宮アルディージャを迎えると、5-0で快勝し、3連勝。15試合負けなし(11勝4分)で勝ち点を72に伸ばすと、首位の鹿島が引き分けに終わったため、勝ち点で並び、得失点差で逆転した。一時は鹿島に最大で勝ち点8差を付けられながら最終節で逆転優勝を果たした。2度のJ2優勝を除けば、J1では無冠だった川崎F。これまで幾度となくあと一歩のところでタイトルを逃し続けてきた“シルバーコレクター”がついに悲願の初タイトルを勝ち取った。

 勝って首位・鹿島が引き分け以下に終われば逆転優勝となる川崎Fは、前節の浦和戦(1-0)から中2日ながらスタメンに変更はなかった。一方、前節の甲府戦(0-0)でJ2降格が決まった大宮は中5日で先発2人を変更。出場停止明けのDF奥井諒が2試合ぶりに先発し、MF瀬川祐輔が21試合ぶりのスタメンとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始からわずか46秒だった。川崎FはDFエウシーニョが右サイドをMF中村憲剛とのパス交換で駆け上がり、一気に相手PA近くまで持ち込むと、横パスを受けたMF阿部浩之が左足一閃。ゴール右隅に突き刺し、幸先よく先制点を奪った。

 E-1選手権に臨む日本代表にも初招集された阿部は8月13日の鹿島戦(3-1)以来、12試合ぶり今季10ゴール目。自身キャリア初のシーズン2ケタ得点に乗せた。開始早々のゴールで勢いづく川崎Fは前半14分、左サイドをオーバーラップしてきたDF車屋紳太郎のクロスにFW小林悠が左足ボレーで合わせるが、GKがキャッチ。その後は大宮に押し返される時間もあったが、決定機はつくらせず、終盤は再び川崎Fが主導権を握り返した。

 すると前半アディショナルタイム2分、左サイドでボールを受けたMF家長昭博がドリブルで縦に突破。左足のクロスを小林がヘディングで叩き付け、ゴールネットを揺らした。小林は2戦連発となる今季21ゴール目。前半終了間際の追加点で前半を2-0で折り返した。

 前半終了時点で首位の鹿島は0-0。このまま終われば、川崎Fが大逆転で初優勝が決まるという展開となった。川崎Fは後半15分、PA手前の中村が横パス。阿部が縦に入れ、PA内左の家長が左足で折り返すと、ファーサイドに飛び込んだ小林が体を投げ出しながら豪快な右足ボレーでゴールに突き刺し、3-0と突き放した。今季通算22ゴールとした小林は前節終了時点で得点ランキングトップに立っていたFW杉本健勇(C大阪)に並んだ。

 川崎Fは後半35分、車屋がPA内で瀬川に倒され、PKを獲得。これを小林が豪快に中央に蹴り込み、4-0とダメを押した。小林は初のハットトリック達成で今季通算23ゴールにまで伸ばし、単独得点王に輝いた。リードを4点に広げた川崎Fはその後も落ち着いた試合運びで時計の針を進める。あとは他会場で鹿島が引き分け以下に終わることを祈るのみ。後半アディショナルタイムにも途中出場のMF長谷川竜也が加点し、5-0での完封勝利で終えると、その直前に鹿島も磐田と0-0のままタイムアップを迎え、川崎Fが最終節で劇的な逆転優勝を果たした。

(取材・文 西山紘平)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第34節 スコア速報

TOP