FC東京は3日、2018シーズンの監督に長谷川健太氏が就任することを発表した。

　今季、FC東京は昨年7月から指揮していた篠田善之前監督のもと大型補強を敢行し、初のリーグ制覇を目指したが、リーグ中位に低迷。今年9月に篠田前監督を解任し、安間貴義コーチが暫定監督を務めていた。今季は10勝10分14敗で13位に終わった。

　長谷川氏は2013年にG大阪の指揮官に就任。J2初降格となったチームを率いると、優勝へと導き、1年でのJ1復帰を果たした。翌14年にJ1リーグ、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)、天皇杯の3冠を成し遂げ、15年も天皇杯を制して2連覇を達成。しかし、昨年はタイトルを逃し、今季もリーグ戦11勝10分13敗で10位で無冠に終わり、シーズン終了後に退任していた。

　なお、安間監督の去就については、決まり次第発表するとしている。

　以下、クラブ発表のプロフィール

●長谷川健太
(はせがわ・けんた)
■生年月日
1965年9月25日(52歳)
■出身
静岡県
■選手歴
清水東高-筑波大-日産自動車サッカー部-清水
■代表歴
27試合出場4得点
■指導歴
2000-2004:常陽学園浜松大
2005-2010:清水エスパルス
2013-2017:ガンバ大阪
2013年J2リーグ優勝、J1昇格
2014年J1リーグ優勝
2014年ナビスコ杯優勝
2014年天皇杯優勝
2015年ゼロックス杯優勝
2015年天皇杯優勝

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