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なでしこ、意地のぶつかり合い!日韓戦を岩渕V弾で制す

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なでしこジャパンが韓国に競り勝った

[12.8 E-1選手権女子 日本3-2韓国 千葉市蘇我球技場]

 EAFF E-1サッカー選手権2017の女子が8日に開幕した。日本女子代表(なでしこジャパン)は韓国女子代表と初戦を戦い、3-2で勝利した。第2戦は11日で、なでしこは中国女子代表と対戦する。

 E-1選手権は旧称東アジア杯で、今大会より名称が変更。東アジアの4か国が対戦する大会で、女子は6回目となる。開催地も持ち回りとなっており、なでしこは前回の自国開催だった2010年大会以来、3度目の優勝を目指す。

 なでしこのシステムはオーソドックスな4-4-2。GK池田咲紀子、DFラインは右からDF大矢歩、DF三宅史織、DF鮫島彩、DF万屋美穂。ダブルボランチはMF阪口夢穂とキャプテンマークを巻くDF宇津木瑠美が形成。右MFは櫨まどかで左がMF長谷川唯。2トップにはFW岩渕真奈とFW田中美南が入った。

 なでしこは立ち上がり早々に先制に成功する。前半7分、左サイドから万屋がクロスを上げると、田中が下がりながら頭に当てる。このシュートがGKの逆を突くようにゴール左隅に飛び、幸先よくスコアが動いた。

 しかし徐々に韓国も日本陣内に侵入しだす。そして前半13分、セットプレーの混戦を入れ直したクロスが、宇津木のハンドを誘発。MFチョ・ソヒョンが蹴ったPKはコースが甘く、池田の手に当たったが、勢いが勝って同点弾になった。

 小雨が降り続き、体が温まりにくい中で行われた試合。1点ずつを取り合った両チームだが、その後はなかなかチャンスが作れない。韓国が前半18分にMFカン・ユミのクロスをMFイ・ミナがボレーで合わせる。同45分にはなでしこが長谷川のシュート性のクロスでゴールに迫るが、いずれも枠上に外れた。

 試合は1-1で折り返した後半もなかなか動きを見せない。15分になでしこは田中を下げてMF中島依美を投入。長谷川をトップ下に置く布陣で変化をつけるが、なかなか決定機が作り出せない。

 だがホームで負けられないなでしこは勝負強さを見せる。後半25分、右サイドでCKを獲得すると、三宅が頭でそらす。これが左サイドでフリーになっていた中島まで流れると、難なく左足で押し込んで、再びリードを奪うことに成功した。

 しかしさすが日韓戦。このままでは終わらない。後半35分、MFイ・ミナの右サイドをFWハン・チェリンが左足ダイレクトボレーで合わせて再び同点に。だが同38分、なでしこは中島がミドルを放つと、クロスバーを直撃。跳ね返りを岩渕がキープすると、DFを外して右足で豪快に蹴り込んだ。岩渕は先月のヨルダン遠征に続く、2試合の決勝ゴール(ヨルダン戦は2得点)で、なでしこが意地のぶつかり合いを制した。

(取材・文 児玉幸洋)
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