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岡崎慎司が2ゴール!吉田麻也も負けじと今季2点目!プレミア日本人対決はレスターに軍配

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2ゴールを挙げた岡崎慎司

[12.13 プレミアリーグ第17節 サウサンプトン1-4レスター・シティ]

 プレミアリーグ第17節が13日に行われ、DF吉田麻也の所属するサウサンプトンとFW岡崎慎司の所属するレスター・シティが対戦し、4-1でレスターが勝利した。吉田と岡崎は揃って先発フル出場。岡崎は2ゴールを挙げるなど攻守で躍動し、吉田も後半16分に今季2点目を決めた。

 前節ニューカッスルに3-2で競り勝ち、今季初の3連勝としたレスター。その試合からスタメンを3人変更し、MFマーク・オルブライトンとMFデマライ・グレイ、MFビセンテ・イボーラに代えて、DFクリスティアン・フクスと岡崎、MFアンディ・キングがスターティングメンバーに名を連ねた。また、クロード・ピュエル監督は古巣対決となる。

 開始早々の前半1分、サウサンプトンが左CKからニアで吉田が合わせるシーンを作ったが、その後はレスターの切れ味鋭いカウンター攻撃が冴えわたり、スコアが立て続けに動いた。前半11分、カウンターから岡崎のパスを受けたMFリヤド・マフレズがドリブルで中央を突破。相手のマークが甘いとみるや、PA手前から左足を振り抜き、低い弾道のシュートをゴール右隅に決めた。

 先制点を決めたレスターは、これで勢いに乗ると、前半20分にFWジェイミー・バーディのパスを受けた岡崎が右足ミドル。これは相手に当たってGKフレイザー・フォスターに防がれてしまう。22分にも岡崎がカウンターからボールを運び、バーディに預けてこぼれたボールを岡崎が左足で狙うも、MFマリオ・レミナにライン上でクリアされた。

 さらにレスターの攻勢は続く。前半31分、カウンターからPA左に侵入したマフレズの折り返しをバーディが左足で合わせる。GKフォスターが弾いたボールに岡崎が反応したが、直前で吉田にクリアされた。それでも、これで得た右CKからPA左のフクスが左足ダイレクトシュート。GKフォスターが止めたボールを岡崎が押し込み、2-0とリードを広げた。岡崎は10月21日の第9節スウォンジー戦以来、7試合ぶり今季5点目となった。

 レスターは前半38分、FKからマフレズの浮き球パスを胸で受けたPA右のDFハリー・マグワイアが反転して中央へ折り返す。ニアに飛び込んだ岡崎は合わせることができなかったが、ファーサイドにいたキングが難なく右足で押し込み、3-0。一気に突き放した。

 サウサンプトンは後半開始からMFオリオル・ロメウに代えてFWマノーロ・ガッビアディーニを投入する。レスターの縦に早い攻撃に手を焼くサウサンプトンだが、後半16分にDFライアン・バートランドの右CKから吉田が打点の高いヘディングシュート。MFドゥサン・タディッチが触ったと主張していたが、プレミアリーグ公式サイトによると、得点者は吉田となっている。吉田は9月30日の第7節ストーク・シティ戦以来、10試合ぶり今季2点目となった。

 1点を返され、立て続けにピンチを迎えるなど嫌な流れとなったレスターだが、後半24分に試合を決定づけるゴールを挙げる。相手のパスミスからハーフェーライン付近でボールを受けたマフレズがすかさず前線にスルーパスを送る。バーディがPA右から上げたクロスを吉田の前に走り込んだ岡崎が右足で合わせ、4-1。岡崎のプレミアリーグでの1試合2ゴールは初となった。

 レスターは後半27分、マフレズとバーディを下げ、グレイとオルブライトンを投入する。38分には、DFベン・チルウェルに代えてFWレオナルド・ウジョアを入れる余裕をみせ、試合はそのまま4-1で終了。レスターが4連勝を飾った。

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