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E-1選手権の日本戦にも出場、讃岐の北朝鮮代表DF李栄直が東京Vに完全移籍

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9日の日本戦に出場した北朝鮮代表DF李栄直

 カマタマーレ讃岐は16日、北朝鮮代表DF李栄直(26)が東京ヴェルディへ完全移籍することが決定したと発表した。

 李栄直は大阪商業大から13年に徳島へ加入し、15年に長崎、17年に讃岐へ完全移籍。今季はJ2リーグ戦23試合に出場し、2得点を記録した。また、15年から北朝鮮代表としてもプレーしており、現在開催されているEAFF E-1選手権にも参戦中。9日の日本との第1戦(0-1)では先発フル出場を果たしている。

 讃岐のクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した李栄直は「短いサッカー人生で、より成長しなければと思い、新たな環境でサッカーをすることに決めました」と決断に至った理由を説明。続けて「この一年間、結果も残せず、プロになって一番悔しい経験をしましたし、皆様にもその思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。 その中で皆様から頂いた声援は忘れません。 本当にありがとうございました」と感謝の言葉を送った。

 東京Vに対しては「歴史あるクラブの一員になれたこと大変光栄に思います。早くから評価していただき誘っていただいたこと、ロティーナ監督とお会いし自分の良いところ改善すべきことを伝えられた上で一緒に成長してくれないかと伝えられヴェルディに加入しようと即決できました」と明かし、「伝統あるヴェルディのために全力を尽くしますので、ヴェルディに関わる全ての皆様の熱い応援よろしくお願いいたします!」と意気込んだ。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF李栄直
(Lee Yong Jick)
■生年月日
1991年2月8日(26歳)
■身長/体重
187cm/75kg
■出身地
大阪府
■経歴
東大阪朝鮮中級学校-大阪朝鮮高-大阪商大-徳島-長崎-讃岐
■出場歴
J1リーグ:5試合1得点
J2リーグ:71試合6得点
天皇杯:4試合1得点

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