beacon

レスター地元記者も岡崎慎司ベンチスタートに疑問「プレミアでも地位を築いているが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

岡崎慎司のベンチスタートに疑問

 レスター・シティは、16日に行われたプレミアリーグ第18節でクリスタル・パレスに0-3で完敗を喫した。この試合でクロード・ピュエル監督は、FW岡崎慎司をベンチスタートとしたが、この決定を地元記者は疑問視しているようだ。

 ホームにパレスを迎えたレスターだが、試合序盤から相手のシンプルなカウンターに手を焼くと、19分に失点。さらに前半終了間際に追加点を許すと、62分には退場者を出して数的不利に陥る。結局試合終了直前に3点目を献上し、良いところなく敗れた。

 この試合でピュエル監督は、前節のサウサンプトン戦で2得点を含む全4ゴールに絡んだ岡崎をベンチスタートに。77分にようやくピッチに投入されたが、現地放送局の解説もこの決定には疑問を呈していた。

 指揮官は「過密日程を考慮した」と強調していたが、地元紙『レスター・マーキュリー』の記者であり、英『BBC』にも寄稿するジェームズ・シャープ氏もこの決断には驚きだったようだ。

 パレス戦の敗因を分析したコラムの中で、シャープ氏は「オカザキのエネルギーを失ってしまった」ことを敗因の1つとしている。

「オカザキは、プレミアリーグの中でもハイレベルな得点率を誇っており、イングランド国内でも地位を築いている。しかし、それでもポジションをつかむのは不十分だったようだ。恐らく、ピュエルは疲れていると感じたのだろう」

「(19日に行われるリーグ杯5回戦の)マンチェスター・シティ戦を見越しての決断だったのかもしれない。しかしいずれにせよ、レスターは彼のエネルギーを失ってしまった。後半開始からピッチに投入されないのは驚きだった。さらに、77分まで最初の交代をしなかったことは、さらに驚きだった」

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP