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ケインが2戦連続ハット&プレミア新記録樹立!トッテナムが吉田先発のサウサンプトンに快勝

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ハリー・ケインが2試合連続ハットトリック

[12.26 プレミアリーグ第20節 トッテナム5-2サウサンプトン]

 プレミアリーグは26日、第20節を行った。DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは敵地でトッテナムと対戦し、5-2で敗れた。5試合連続スタメンの吉田はフル出場した。

 試合は前半22分に動く。ボールの主導権を握るトッテナムは左サイドをDFダニー・ローズが突破し、PA左脇でFKを獲得。キッカーのMFクリスティアン・エリクセンがシュート性のクロスを入れると、相手のマークをはがしてFWハリー・ケインがヘディングシュートを叩き込み、トッテナムが先制に成功した。

 これでケインは、2017年のプレミアリーグで37点目。1995年に当時ブラックバーンに所属していたアラン・シアラー氏が記録した最多得点数を上回り、新記録を樹立した。

 トッテナムは前半24分にローズのバックパスからあわやオウンゴールという場面もあったが、39分に追加点。MFデレ・アリのスルーパスでPA左へ抜け出したFWソン・フンミンがダイレクトで中央へ折り返し、ケインが左足で押し込んだ。

 6試合白星がない(3分3敗)サウサンプトンは、後半の立ち上がりに立て続けにチャンスを作るが、1点を返すことができなかった。1分、MFエリック・ダイアーのパスミスからFWシェーン・ロングが抜け出して、GKと1対1も右足シュートはGKウーゴ・ロリスがストップ。3分には、MFマリオ・レミナの左足シュートがクロスバーを叩いた。

 すると、流れは一気にトッテナムへ。後半4分、ソン・フンミンのパスをPA左手前で受けたデレ・アリが緩急で相手をかわして右足を一閃。低い弾道のシュートをゴール右隅に流し込み、3点差とする。さらに6分には、相手のパスミスからカウンター発動。デレ・アリがボールを運んでスルーパスを送り、PA右からソン・フンミンが右足シュートを決め、4-0と試合を決定づけた。

 サウサンプトンは後半18分に2枚替え。MFドゥサン・タディッチとFWマノーロ・ガッビアディーニを投入すると、直後に1点を返す。19分、ゴールキックの流れからPA左に侵入したMFソフィアン・ブファルが左足を一閃。GKロリスの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 だが、トッテナムのエースストライカーが試合を完全に終わらせた。後半22分、デレ・アリのスルーパスに反応したケインが吉田のマークもありながらも冷静に左足シュートを決め、2試合連続ハットトリックを達成。37分にはタディッチに追加点を決められたが、トッテナムが5-2で快勝し、2017年最後の試合を白星で終えた。一方、サウサンプトンは7試合白星なしとなった。

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