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ウィングの補強を目指すブレーメン、地元紙が紹介する獲得候補に南野拓実の名も

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南野拓実がブンデスリーガへ移籍か

 ウィングの補強が急務となっているブレーメンだが、地元紙の『ベーザー・クリーア』はザルツブルクに所属するFW南野拓実を新戦力候補の1人 として紹介した。

 今シーズンのブレーメンは、エースFWマックス・クルーゼの負傷離脱などもあって残留争いに巻き込まれ、前半戦を17位で終えている。クルーゼは復帰を果たしたが、今度は同選手のパートナーとしてプレーするウィングのフィン・バーテルズがアキレス腱断裂の重傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。

 バーテルズの代役確保に動くと見られるブレーメンだが、『ベーザー・クリーア』は6人の候補をピックアップ。南野やパトリック・ヘアマン(ボルシアMG)、マルコ・ ピャツァ(ユベントス)やヤニス・サリブール(ギャンガン)、シナン・ギュムス(ガラタサライ)やマクシーム・レスティエンヌ(ルビン・カザン)を紹介し、獲得の実現性などを分析している。

 南野については「ドルトムントの香川真司と同じく、セレッソ大阪からヨーロッパにやって来た22歳の日本人選手は、2015年1月以来ザルツブルクで教育を受けてきた。そのために南野は相手ボールの際の対応法や、ゴールへの最短の道も知っている。その能力を引き出すため、彼のスピードと両足に備える強力なフィニッシュが助けになる。南野はウィングのみではなく、セカンドストライカーとしてもプレーが可能だ」と紹介した。

 また同選手の今後については「今シーズン、ここまでのリーグ戦で4ゴール3アシストを記録した日本人選手は、遅かれ早かれ、欧州のより大きなリーグに向かうだろう。マルセル・サビッツァーやナビ・ケイタなど他の元ザルツブルク選手とは異なり、南野は未来のトッププレーヤーではなく、”ただの”優秀なタレントと見られている。そのため、攻撃的オールラウンダーを契約が満了となるシーズン終了の前に獲得するのも不可能ではないかもしれない。ただし、ザルツブルク側が契約延長オプションを保有していることも考慮しなくてはならない」と述べられている。

 南野はザルツブルクで公式戦111試合に出場し、36ゴールをマークしている。『ベーザー・クリーア』でも言及されるように、他リーグへの移籍が近づいているのかもしれない。

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