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今冬加入のファン・ダイクがV弾!ダービー制したリバプールがFA杯4回戦へ

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初出場のフィルヒル・ファン・ダイクが決勝点

 FA杯3回戦が5日に行われた。アンフィールドではリバプールエバートンが対戦し、2-1で“マージーサイド・ダービー”を制した。

 リバプールは、7500万ポンド(約114億円)でサウサンプトンから加入したDFフィルヒル・ファン・ダイクが早速スタメン出場。MFコウチーニョとFWモハメド・サラーは負傷によりベンチ外となったが、MFサディオ・マネとFWロベルト・フィルミーノら主力が先発起用された。

 試合は前半34分に動いた。リバプールはMFアダム・ララーナがDFメイソン・ホールゲイトにPA内で倒されてPKを獲得。キッカーのMFジェームズ・ミルナーが落ち着いて右足で沈め、先制に成功した。その後はダービーらしく、プライドがぶつかり合う展開となり、一触即発の場面もあったが、イエローカードが出ることはなく、前半を1-0で折り返した。

 1点ビハインドのエバートンは、後半7分にFWウェイン・ルーニーを下げてFWアデモラ・ルックマンを投入。早々にテコ入れを図ると、22分に同点に追いつく。自陣セットプレーからカウンター発動。リバプールの最終ラインもしっかり戻って対応していたが、後方から駆け上がったMFギルフィ・シグルドソンが右足で流し込み、試合を振り出しに戻した。

 だが、リバプールは期待の新戦力が決勝点を挙げる。後半39分、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンの左CKからファン・ダイクがヘディングシュート。昨夏加入も噂されたオランダ代表DFが、約半年後に正式に“レッズ”の一員となり、値千金の決勝ゴールを決めた。試合はそのまま2-1で終了。リバプールがライバルを下し、4回戦に駒を進めた。

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