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FC東京入りの夢叶えたMF品田愛斗「世界で戦える選手を目指して」

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FC東京U-18からトップチームに昇格したMF品田愛斗

 FC東京U-18からトップチームに昇格したMF品田愛斗FC東京の新体制発表会に出席した。サポーターを前に初々しい表情で挨拶し、「小学生の頃からFC東京に入ると決めていました」と力強く話した。

 背番号は44番に決定した。小学生の頃からFC東京のスクールに通い、中学時代はFC東京U-15深川のエースとして10番を付け、14年の全日本ユース(U-15)選手権でチームを優勝に導いた。今季はFC東京U-18で2冠達成に貢献。青赤のユニフォームには慣れ親しんできたが、「初心の気持ちを忘れないように」という意味を込め、サッカーを始めた小学生時代に初めて付けたこの番号を選んだ。

 2016年、17年は第2種登録選手としてトップチームに帯同し、強度の違いを体感した。今季はFC東京U-23の一員として18試合に出場。目標とする選手は同じボランチの先輩MF梶山陽平、MF米本拓司。プロ1年目のシーズンは成長速度を加速させ、自身に足りないと感じた「スピード、力強さ、質、激しさ」の面でレベルアップを誓う。

 精度の高い右足のプレースキックが代名詞。中盤の舵取り役として、抜群のパスセンスを武器に縦への推進力を生み出す。「左右のロングキックで展開したり、プレースキックで試合を決められるところを見てほしいです」。プロ選手として第一歩を踏み出した品田は「世界で戦える選手を目指しているので、そこを見据えて常に自分と向き合っていきたい」とひたむきな姿勢で努力を重ね、階段を駆け上がる。

(取材・文 佐藤亜希子)

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