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ジダン「今季始めに考えていたことではなかった」リーガ低迷に続いてコパ敗退に戸惑い

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ジネディーヌ・ジダン監督は敗退に失望

 24日にコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグが行われ、レアル・マドリーはホームのサンティアゴ・ベルナベウでレガネスに1-2で敗れた。この結果、合計スコア2-2となりアウェーゴール差によって同大会からの敗退が決定した。ジネディーヌ・ジダン監督が試合後に不甲斐ない戦いぶりに肩を落とした。

 今季、リーガで首位バルセロナに勝ち点19差を付けられているレアル・マドリー。コパで良い流れを引き寄せたいところだったが、それも叶わず。ファーストレグを勝利しながら、逆転で敗れ、大会を去ることとなった。

 コパ敗退についてジダン監督は「論理的な結果だ。彼らは彼らの試合をして、私たちはそうできなかった。失望している。すべての責任を引き受けるよ。明日はまた違う日で、私たちは立ち上がらなければならない。しかし、今日はとても厳しい日だ」と険しい表情でコメント。

 さらに「前半の内容には憤りを覚える。前半のようなパフォーマンスを見せてはいけない。私たちにとっては、大きな失望を感じることだった」と、枠内シュートゼロに終わった前半の不甲斐ない戦いぶりに肩を落とした。

 とはいえ「選手に怒りを覚えているわけではない。私自身に怒っている。ピッチに立つ彼らにも責任はあるが、責任を背負うのは私だ。今日は、私にとって失敗だった」とあくまでも責任は監督である自分にあるとし、選手を全面的に擁護した。

「選手たちはよくやっている。本来のレベルのプレーを見せられないこともフットボールだ。ときには、うまくいかないこともある。だが私を含めて、全員がもっと力を出さなければならない」

 これでレアル・マドリーは、コパを失い、リーガでも優勝が絶望的という状況。ジダン監督は「今季始めに考えていたことではなかった」と想定外の状況に戸惑いつつも、「まだ残っていることを考えなくてはならない」と前進する構えを見せている。

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