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久保建英が強烈アピール! 16歳の衝撃2発でFC東京がインドネシア王者に逆転勝利

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2ゴールを挙げたMF久保建英

[1.27 アジアチャレンジinインドネシア バヤンカラ 2-4 FC東京]

 日本とインドネシアの国交樹立60周年を記念した『2018 Jリーグ アジアチャレンジinインドネシア』が27日に行われ、FC東京は昨季インドネシアリーグ王者のバヤンカラと対戦し、4-2で逆転勝利を飾った。

 昨季J1リーグ13位のFC東京は4-4-2の布陣を採用し、4バックはGK林彰洋の前に右からDF室屋成、DF森重真人、DF丸山祐市、DF太田宏介が並んだ。中盤はMF橋本拳人とMF東慶悟がダブルボランチを組み、右にMF永井謙佑、左にMF大森晃太郎(←神戸)。2トップにはFWディエゴ・オリヴェイラ(←柏/期限付き移籍)とFW富樫敬真(←横浜FM/期限付き移籍)が入った。

 FC東京は前半2分に右サイドの永井がファウルをもらい、FKを獲得する。同3分にキッカーの太田が左足でクロスを送ると、フリーでファーに飛び込んだ森重がバックヘッド気味にゴール左へ決め、いきなり均衡を破った。

 しかし、後半に入ると流れが一変。バヤンカラは後半7分、左CKからこぼれ球に反応したFWダ・シルバが右足でシュートを放ち、ブロックに行った森重の左手に当たってPKを獲得する。同9分に自らキッカーを務めたダ・シルバがGK林の逆を突いてゴール左に沈め、スコアをタイに戻した。

 後半24分にはカウンターから左サイドのダ・シルバが森重を振り切り、PA内中央から右足でシュート。丸山に体を張って防がれるも、こぼれ球をFWマリヌス・ ワネワルが左足で蹴り込み、2-1と試合をひっくり返した。

 ビハインドを負ったFC東京だったが、後半22分に途中出場していたMF久保建英がチームを救う。同30分に右サイドの大森がクロスを送ると、同じく途中出場のMF高萩洋次郎を越え、PA内中央へフリーで走り込んだ久保のもとへ。16歳のレフティーはバウンドしたボールを利き足で落ち着いてゴール左に押し込み、貴重な同点弾を挙げた。

 久保はその後も前線で高いテクニックを発揮し、FC東京の攻撃をけん引。後半39分には橋本の右クロスに飛び込んだ東がPA内中央でつぶれ、流れたボールに反応した途中投入のFW前田遼一が右足で狙い澄ましたシュートをゴール右に決めて逆転する。終了間際には途中出場MF米本拓司の落としから、PA手前中央の久保が左足のミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、4-2とインドネシアリーグ王者を振り切った。

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