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水戸に3度リード許すも最後は意地の逆転勝ち!内田も先発の鹿島が打ち合い制す

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右サイドバックで先発した鹿島DF内田篤人

[2.3 PSM 水戸3-4鹿島 Ksスタ]

 2018Jリーグプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2018」が3日、ケーズデンキスタジアム水戸で開催され、鹿島アントラーズ水戸ホーリーホックに4-3で競り勝った。

 鹿島は8シーズンぶりに復帰したDF内田篤人が右サイドバックで先発。GKクォン・スンテ、4バックは右から内田、DF植田直通、DF昌子源、DF山本脩斗と並んだ。中盤はMF小笠原満男とMFレオ・シルバのダブルボランチで、右にMF遠藤康、左にMFレアンドロ。FW土居聖真とFWペドロ・ジュニオールが2トップを組んだ。

 水戸は徳島から完全移籍で加入したMF木村祐志、新外国人のFWジェフェルソン・バイアーノ、C大阪から期限付き移籍で加入したFW岸本武流、大宮から加入したGK松井謙弥、同じく大宮から期限付き移籍のMF黒川淳史という新戦力5人が先発した。長谷部茂利新監督の下、システムは4-4-2を採用。4バックは右からDF浜崎拓磨、DF細川淳矢、DF福井諒司、DF田向泰輝と並び、中盤はMF白井永地とMF小島幹敏のダブルボランチで、右に黒川、左に木村。ジェフェルソン・バイアーノと岸本が2トップを組んだ。

 鹿島は前半4分、遠藤が左足で強烈なミドルシュートを放つが、松井の好守に阻まれる。内田も積極的な攻撃参加からクロスまで持ち込む形をつくったが、先手を取ったのは水戸だった。前半8分、カウンターから浜崎のスルーパスにジェフェルソン・バイアーノが反応。ゴール前に抜け出そうとしたところで昌子に倒され、PA右手前の絶好の位置でFKを獲得した。キッカーは木村。右足から放たれた正確なキックは左ポストを直撃したが、跳ね返りを岸本が押し込んだ。

 1点を追う展開となった鹿島は前半21分、遠藤が左足で直接FKを狙うが、松井がセーブ。流れの中ではなかなか決定的なチャンスをつくれず、ホームの水戸がリズムよく試合を進める展開となった。前半25分にはロングフィードに反応した左サイドバックの田向が内田の背後を取り、スピードで振り切ってゴール前にクロス。最後は黒川が右足でシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。

 鹿島は前半37分、小笠原のスルーパスからオーバーラップしてきた内田がPA内に進入。しかし、間一髪のところで田向がスライディングタックルでカットし、CKに逃れた。それでも同39分、土居の左クロスを受けたレオ・シルバがPA内で切り返そうとしたところで田向に倒され、PKを獲得。これをペドロ・ジュニオールがゴール左上に蹴り込み、1-1の同点に追いついて前半を折り返した。

 両チームともにハーフタイムにGKを交代し、水戸はGK本間幸司、鹿島はGK曽ヶ端準が後半のゴールを守った。後半の立ち上がりも水戸がチャンスをつくる。後半9分、木村のシュートは至近距離で曽ヶ端がビッグセーブ。同12分には黒川の右クロスに逆サイドから飛び込んだ木村がダイビングヘッドで合わせたが、これも曽ヶ端のファインセーブに阻まれた。それでも同17分、ジェフェルソン・バイアーノに代わってFW宮本拓弥がピッチに入ると、その3分後、右クロスに宮本が左足ボレーで合わせ、曽ヶ端が弾いたこぼれ球を黒川が右足で押し込んだ。

 再びリードを許した鹿島だが、後半14分からペドロ・ジュニオールに代わって出場していたFW鈴木優磨のゴールですぐさま同点に追いつく。失点から2分後の後半22分、小笠原の左CKからニアに飛び込んだ鈴木が豪快なヘディングシュート。2-2に追いついたが、このCKの場面で昌子が競り合いの際に負傷したか、ピッチに倒れ込んだままプレーを再開できず、DF犬飼智也と交代した。同じタイミングで遠藤に代わってDF安西幸輝も途中出場。今季から加入した2人の新戦力がピッチに立った。

 試合は打ち合いとなり、水戸は後半31分、岸本の仕掛けから犬飼がブロックしたこぼれ球を白井が右足でループシュート。鮮やかにゴールネットを揺らし、3-2とみたびリードを奪った。しかし、鹿島も同34分、カウンターから鈴木がドリブルで運び、左に開いた土居へ。土居が右足でファーサイドにクロスを送ると、安西が左足のジャンピングボレーで押し込み、3-3の同点に追いついた。

 鹿島は後半36分、内田に代えてMF安部裕葵を投入。安部は右サイドハーフに入り、安西が右サイドバックにポジションを下げた。すると同41分、安西の右クロスから山本がダイビングヘッド。左ポストを弾いたボールはそのままゴールラインを割り、ついに4-3と逆転に成功した。3度のビハインドもそのたびに追いつき、最後は試合をひっくり返した鹿島。水戸に苦しめられながらもJ1の意地を見せ、打ち合いを制した。

(取材・文 西山紘平)

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