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8試合未勝利のインテル、指揮官はスランプ認め「弱気になっている」

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インテルルチアーノ・スパレッティ監督はスランプを認めた

 インテルルチアーノ・スパレッティ監督は、勝利から見放されているチームがスランプに陥っていることを明かした。

 インテルは3日、リーグ17位のクロトーネをホームに迎えた一戦で1-1のドローに終わった。これでリーグ戦5試合連続引き分け、そしてクラブの歴代ワースト記録に並ぶリーグ戦8試合連続未勝利となっている。

 シーズン序盤は順調な滑り出しを見せていたインテルだが、ここ2か月は勝利から見放されている。こうした現状に指揮官は、状況を打破するために様々な手を打っているが効果が見られないことを『メディアセット・プレミアム』に明かした。

「確かにちょっとした不安が生じ始めている。いくつかの修正を加えたにも関わらず、改善が見られないからだ。それでも諦めるわけにはいかない。練習を通じて解決策を見つけなければならない。結果を見てもいくつかの問題があることは明白だ。勝利をあげることができておらず、内容もよくない」

 さらに、チームが勝利から見放されていることにより心理的な悪循環に陥っていることを明かした。

「様々な面において調子を落としている。全てのポジションにおいて標準以下の出来だ。何人かの違いを生み出すはずの選手たちも本来の調子ではない。全てはどのように日々を過ごすのか次第だ。いい練習を行うことはできているのだが、試合の状況になると自信が足りない。一度間違った方向に進んでしまうと自信を失い、弱気になってしまう。そして恐れを抱いてしまう。しかし、論理的にアプローチをし、より明確な目的を与えられる何かを見つける以外に抜け出す方法はない」

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